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今日は本を買ってきました。 上記タイトルの「輝ける子」です。 中国新聞か日経産業新聞だったかに広告で「100メートルを10秒で走れって言われてもさ、いくら努力しても走れない奴っているじゃん」とのサブタイトルに心を奪われたためです。まぁまがいなりにも子育てしておりますし、自分自身に”本当にこのやり方で問題ないのだろうか?”と少なからず迷いもありますので。
本の内容は、この著者の明橋大二が「なぜ生きる」と言う本(結構なベストセラーらしい)を書いているということもあるのか”自己評価”存在価値であるとか必要とされているという感覚を主眼におき、事例やブルーハ−ツ・浜崎あゆみさんの曲の歌詞を通じて、原因の究明や対処する方法などをわかりやすく解説されております。
この本の中で印象に残ったものが3つあります。 まず一つ目は、 「自信をつけるために誉めて育てるにも逆効果がある。」 子育てにおいて、誉めるのがよい子というのは”自己評価”が高い子供だけで、”自己評価”が低い子供には逆効果になってしまう。”自己評価”の低い子供は誉められる事によって自分の存在価値を見出してしまい、誉めつづけられようと努力し続ける事を己で義務付けてしまうので無理をしてしまい、自分を更に追い詰めていく事になります。また、誉められなくなった場合、自分の存在価値が否定される事になるというのです。 これは、山本五十六元帥の「やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば,人は動かじ」の言葉にもある通り、ただ単に誉めればいいというものではないという認識を持たせられました。
2番目は、 「話を聞くときは、自分がしゃべっている時間より相手が話している時間が多い事が最低条件である。」 これは、言われるとごもっとも!!なのですが、人の話を聞いているつもりでも、自分の経験則に照らし合わせて喋りだすと、いつの間にやら逆転現象が起きているって事が多々ありますからね。自己主張も大事ですが、子供の言葉を遮るような事だけはしないようにします。と自虐の意味で。
最後の3番目。 「テレビゲームが引きこもりの原因ではない。」 声を大にして言いたい。本当に。奥様ちゃんと読めよ!!えっへん。(お 要は、マスコミに踊らされている親たちが「映画を見たから」「格闘ゲームの影響で」というのは表面的なキッカケだけであって、背景にある原因を追求しない事が問題であるという事。 何にせよ、どうしても表面的な物事(結果・キッカケ)に囚われてしまうということは往々にしてありますが、やはり原因を追求しないと根本的な解決にはならず、余計に事を深刻化させてしまう結果となる事だけは肝に銘じておく必要があります。
最後に、子育てという観点で書かれておりますが、会社等の対人関係(部下の扱い方等々)や自己の再分析による方向性の出し方など、別の観点から見ても面白いのではないかと思います。 お勧めの一冊です。 浜崎あゆみは、あまり好きではなかったのですが、評価変わりましたしね。
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