「今まではさ。夏に手つないで歩いてる奴ら見ると、バカじゃないかと思ってた。
　お前ら、暑いだろと。暑いくせに何でやせ我慢すんだよ、と。


　でも全然違った。全然暑いとか感じないでやんの。


　むしろ『暑い』という事実に気づかない振りをしてまでもつなぎたいものなんだな。
　知らなかった。」


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「夏におネエちゃんと手つないで歩くの初めて」という、いつもの各種童貞カミングアウトの後、にいさんが続けた言葉です。
　その時の嬉しそうな風情がなんとも可愛かったので、ここでそっとバラしてみました。