以前にも3日ほど続けて出かけたら 疲れたのか39℃の熱を出したことのある優ちゃん。 今度もそれかなと思ってた。 夜中にはやっぱり39℃を越える所まで上がって さすがにちょっと辛そうで。 それでも、日中は38.5℃程度まで下がって 一人遊びもするし、ご飯も食べるし、下痢もないし。 チラッと突発性発疹を疑いだしていたけれど、 それならそれで、脱水に気をつけて 熱が下がるのを待つしかない。 元気もあるので夕方まで様子を見ていたのだが 夕方の昼寝の後、ぼっちを迎えに行って帰ってきてのこと。
手足が冷たいのに頭だけが異様に熱い優ちゃん。 手足が冷たいということはこれから更に、熱が上がると言うサイン。 現時点で39℃以上なのに、更に上がるの? 嫌な予感がして育児書を数冊引っ張り出して ひきつけと突発性発疹の所を読み漁っていた時だった。 ふるふると小刻みに震えながら目は焦点が定まってない優ちゃん。 仰向けの状態で腕は肘を軽く曲げて体につけて開いた状態、 突っ張ってるぅぅぅ〜(T_T)!! 時計を確認する。 居た堪れなくなって両手を軽く握って応援した。 夕日も手伝って顔色は土気色に見えた。 ぷくぷく口から少しだけど泡も出てる。 大丈夫、大丈夫、きっと熱性ケイレンだから死んだりしない。 今はケイレンの持続時間をみること、下手に動かさないこと 吐きそうなら顔を横に向けること、口に何か入れないこと。 自分に言い聞かせて、冷静な判断が出来るように 落ち着こうとしてるのに!
「あはは〜、お母さん。面白いね〜♪」
背中にお気に入りのビデオを見てたぼっちが おどけて寄りかかる(--メ) 。 「うるせー!泣かすぞ、コノヤロー!!」内心叫んでしまいました。 幸いケイレンは3分もかからないほどで治まり、 意識もすぐに戻って飲み物など飲んだのだけど やっぱり優ちゃん用の熱さましの在庫がないまま 夜中に繰り返しケイレンしたりしたら心配なので ぼっちがおでこを切った時に救急で対応してもらった 町立病院へ電話で、座薬だけでも出してもらえないかと 頼んでみたのだけど。
『今日の当直は整形の先生なんですよね。基本的にうちは内科で 小児科はないので、どこか小児科へかかられて下さい。』
で?あんたの言う小児科ってどこよ?って聞いたら 『苫小牧になってしまいますよね。』 救急対応な癖に、具体的な病院名も上げやがらねぇ。 「自分で探してって事ですか?」って聞いたら「そうですね〜。」 ってさ。 別にね下痢とか、嘔吐もないし水分が自分で取れるから 座薬だけ欲しいわけよ。40℃もある赤ん坊を連れ歩かないで 済むなら、そうしたいって思うじゃない。 分かりましたーと怒りに震えながら、先日クループでお世話になった 総合病院へ電話してみた。 すぐに小児科の看護士さんに繋いでもらえて、事の次第を話す。 「うちは救急二次なんですよ。救急の患者さんは救急センター(一次)に 運ばれて処置を受けてから、うちのような二次の病院に運ばれるんです。 とりあえず、一次に行かれてはいかがですか?」 と最初はそんな感じだったんだけど、状況を詳しく話すと 看護士さんは電話を切り、小児科の先生に電話をして対処法を 聞いてくれたのだった。
「お兄ちゃんの座薬あるでしょ?それアンヒバのいくつって書いてある? じゃ、それなら3分の2だって。それを4時間程度を目安にして まず、熱を下げてあげること。 あと氷のう作って太い血管のあるところね、冷やしてあげても 楽になると思うので。 水分は飲みにくいようならスプーンに一杯づつでもちゃんと 補給になりますから、与えてあげてください。 で、もし夜中にケイレンを繰り返すようなら入院の準備をして こっちへ来て下さい。 それでね、やっぱりかなりの高熱なので明日、一度受診された方が いいと思いますよ。 じゃ、お母さん。頑張って(^^)!」
あー、そうそう。 そういうアドバイスが聞きたかったのよ(T_T)!! なんて優しい看護士さんなんだ。 本当に涙が出そうだった。 それに引き換え、コラーッ!!町立!! 小児科ねぇって言ったって、予防接種やなんかで散々子供 診てるじゃねーか! せめて、診れないなら診れないで救急一次の病院がどこなのかぐらい 教えやがれ。税金で食ってるくせに怠慢すぎるぞ、お前らー!!
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