初日 最新 目次 MAIL


育児日記。
ひでっち
MAIL

My追加

2006年05月08日(月)
熱性ケイレン。

以前にも3日ほど続けて出かけたら
疲れたのか39℃の熱を出したことのある優ちゃん。
今度もそれかなと思ってた。
夜中にはやっぱり39℃を越える所まで上がって
さすがにちょっと辛そうで。
それでも、日中は38.5℃程度まで下がって
一人遊びもするし、ご飯も食べるし、下痢もないし。
チラッと突発性発疹を疑いだしていたけれど、
それならそれで、脱水に気をつけて
熱が下がるのを待つしかない。
元気もあるので夕方まで様子を見ていたのだが
夕方の昼寝の後、ぼっちを迎えに行って帰ってきてのこと。

手足が冷たいのに頭だけが異様に熱い優ちゃん。
手足が冷たいということはこれから更に、熱が上がると言うサイン。
現時点で39℃以上なのに、更に上がるの?
嫌な予感がして育児書を数冊引っ張り出して
ひきつけと突発性発疹の所を読み漁っていた時だった。
ふるふると小刻みに震えながら目は焦点が定まってない優ちゃん。
仰向けの状態で腕は肘を軽く曲げて体につけて開いた状態、
突っ張ってるぅぅぅ〜(T_T)!!
時計を確認する。
居た堪れなくなって両手を軽く握って応援した。
夕日も手伝って顔色は土気色に見えた。
ぷくぷく口から少しだけど泡も出てる。
大丈夫、大丈夫、きっと熱性ケイレンだから死んだりしない。
今はケイレンの持続時間をみること、下手に動かさないこと
吐きそうなら顔を横に向けること、口に何か入れないこと。
自分に言い聞かせて、冷静な判断が出来るように
落ち着こうとしてるのに!

「あはは〜、お母さん。面白いね〜♪」

背中にお気に入りのビデオを見てたぼっちが
おどけて寄りかかる(--メ) 。
「うるせー!泣かすぞ、コノヤロー!!」内心叫んでしまいました。
幸いケイレンは3分もかからないほどで治まり、
意識もすぐに戻って飲み物など飲んだのだけど
やっぱり優ちゃん用の熱さましの在庫がないまま
夜中に繰り返しケイレンしたりしたら心配なので
ぼっちがおでこを切った時に救急で対応してもらった
町立病院へ電話で、座薬だけでも出してもらえないかと
頼んでみたのだけど。

『今日の当直は整形の先生なんですよね。基本的にうちは内科で
 小児科はないので、どこか小児科へかかられて下さい。』

で?あんたの言う小児科ってどこよ?って聞いたら
『苫小牧になってしまいますよね。』
救急対応な癖に、具体的な病院名も上げやがらねぇ。
「自分で探してって事ですか?」って聞いたら「そうですね〜。」
ってさ。
別にね下痢とか、嘔吐もないし水分が自分で取れるから
座薬だけ欲しいわけよ。40℃もある赤ん坊を連れ歩かないで
済むなら、そうしたいって思うじゃない。
分かりましたーと怒りに震えながら、先日クループでお世話になった
総合病院へ電話してみた。
すぐに小児科の看護士さんに繋いでもらえて、事の次第を話す。
「うちは救急二次なんですよ。救急の患者さんは救急センター(一次)に
運ばれて処置を受けてから、うちのような二次の病院に運ばれるんです。
とりあえず、一次に行かれてはいかがですか?」
と最初はそんな感じだったんだけど、状況を詳しく話すと
看護士さんは電話を切り、小児科の先生に電話をして対処法を
聞いてくれたのだった。

「お兄ちゃんの座薬あるでしょ?それアンヒバのいくつって書いてある?
 じゃ、それなら3分の2だって。それを4時間程度を目安にして
 まず、熱を下げてあげること。
 あと氷のう作って太い血管のあるところね、冷やしてあげても
 楽になると思うので。
 水分は飲みにくいようならスプーンに一杯づつでもちゃんと
 補給になりますから、与えてあげてください。
 で、もし夜中にケイレンを繰り返すようなら入院の準備をして
 こっちへ来て下さい。
 それでね、やっぱりかなりの高熱なので明日、一度受診された方が
 いいと思いますよ。
 じゃ、お母さん。頑張って(^^)!」

あー、そうそう。
そういうアドバイスが聞きたかったのよ(T_T)!!
なんて優しい看護士さんなんだ。
本当に涙が出そうだった。
それに引き換え、コラーッ!!町立!!
小児科ねぇって言ったって、予防接種やなんかで散々子供
診てるじゃねーか!
せめて、診れないなら診れないで救急一次の病院がどこなのかぐらい
教えやがれ。税金で食ってるくせに怠慢すぎるぞ、お前らー!!