優ちゃんは、座卓の上に上がることを覚えた。 朝ごはんの片付けとかしてて、ひょっと振り返ると 座卓の上の新聞とかリモコンとかティッシュとか雑誌とか… ぜーんぶ、落っことしてオンステージで超ご機嫌♪ 今日などは、さっき入って遊べばいいかなと 作ってやったダンボールハウスを座卓の上に持ち込んで 振り回して遊んでる。 こう、洗い物してたり手が離せない時に限って そんな無茶を・・・(−−;)。 「もういいや。 ぼっちも何度も落ちたけど、怪我とかしなかったからね。 お前も落ちて痛い思いしなさい。」 と、思うもののやっぱり気になってそわそわしてみていたら ダンボールが手を放れてちょっと遠くに落ちた。 「ああ〜、これをこのまま拾いに行ったら見事に落ちるな〜。」 仕方ない、助けに行くか・・・と手をゆすいで タオルを取った時だった。 優は座卓の上で尻餅をつくように座り、 後ろを気にしながら自分の前に手を付いて くるりを両足を後ろに回して腹ばいの格好になり 足から座卓の下へストン♪
けっ…結構、やるじゃない。
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