この写真を旦那に送ったら「アホだ。」と言われた。
昨日、朝起きたら感動を通り越して 腹が立つほど雪が積もっていた北海道日高地方。 道路には均等に40センチほどだけど、 吹き溜まりなんて私の腰まで埋まるほど。 夕方、ぼっちをソリで引っ張りながら 犬の散歩に行った旦那が 「雪が深すぎて歩くのもおぼつかないのに 新雪の上を、ぼっち(17キロ)乗せたソリなんて…。 無謀だった。」 と言っていたのを聞いていたにも関わらず! 今朝、母は行った。 それだけの魅力が、今日の雪にはあったのだ。 運動部の「ももあげ」のように足をあげないと進めない深さを ぼっちを乗せたソリを引きながら進む。 最初は楽しかった。 しかし・・・ 途中、何度かぼっちを振り落としながら 最後は「落ちるな!しっかりつかまっとけ!!」と 目を血走らせながら、疲労しきって何とか家に戻る頃には 足は冷えきってるのに体は汗だく。 自分から進んでやった‘雪遊び’なのに、最後にはソリから 「落ちるな!」と私に凄まれたぼっちも災難だった。 家に入ると喉の奥から出血してるような、血の味がした。
…しんどいって聞いてたじゃん。 なのに何であんなコースを行ったのか、自分でも分からないけど お陰で日頃、口には出せない灰汁を昇華できたようで 疲れるどころか妙に清々しいから ある意味恐い。
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