夕方、ぼっちのお迎えに行った時。 園庭の方から「どうしてるかな〜?」とぼっちの教室を 眺めながら歩いていると、みゆちゃんが こ〜っそり先生の目を盗んでベランダに出てきた。 が! なっ、何を間違ったのか、みゆちゃん… あと少しのところでドアに手を挟んでしまった!! !Σ( ̄□ ̄; ハーフのみゆちゃんの可愛らしい顔が苦痛に歪む。
私「挟んじゃったの?痛いの?」
みゆちゃん「(;>_<;) ・・・(無言でうなずく)。」
教室の中を見ると、二人いた先生はどちらも みゆちゃんには気づいていない様子。 これはいけない!と思って、ベランダの方から教室に近づいて 中にいる先生を呼んだら、ぼっちが先に私に気づいた。
ぼっち「あ!母ちゃん♪」
ぼっちが喜んでみゆちゃんが立ち止まってるドアの横の サッシを勢いよく開けた。 ところが、その反対のサッシには同じく私を見つけた たえちゃんが 外を見る格好で手を付いていたために、ぼっちの開けたサッシに たえちゃんの右手が見事に挟まれてしまい 瞬時にたえちゃんは号泣。
・・・みゆちゃんの危機を知らせるつもりが、 たえちゃんを不幸にする結果になってしまったのだった。
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