夕方、お迎えに行くと遊戯室からはいつものように 担任のるみ先生のピアノと子供たちの歌声が。 今日はどんな一日だったかな〜なんて 考えながら、展示された今日のお昼ご飯のメニューなど 見ながら、ぼっちの支度を待っていると わざわざ、るみ先生が手を止めて出て来てくれた。
先生「すいません。さっきお友達とおもちゃの取り合いになって…。」
そういいながらぼっちのシャツを先生が捲くると ぼっちの背中には小さな歯形が(笑)。 お友達に噛まれてしまったという。 ほう、骨のある子もいたもんだ。 わかりました、わかりました〜と保育所を後にした。 で、車に乗り込んでから
私「ここ、誰ががぶっとしたの?」
と聞くと
ぼっち「ここね、ここね、がぶっと…ジョジョ。」
私「え?ジョジョがしたの?ここ、がぶっと?」
ぼっち「ここね、がぶっと…ふみねぇ。」
私「は?ふみががぶっとしたの?」
ぼっち「・・・。」
まぁ、ふみとジョジョのどちらかが噛んだ事は間違いなさそうだ。 どっちでもいいけどね。 そう、子供同士がやったこと。 誰がどうでも命に別状がなければ別にいいのだ。 私はただ、ぼっちの口から答えが聞きたかったの。 一生懸命思い出して、聞かれた事に答えてるのって すごく可愛いのだ。 今までスキンシップがメインだったコミュニケーションが 言葉のそれに代わりつつある。 これもぼっちの人生からしたら記憶のない部分なんだろうな。
私は…それなりに忘れられないだろうな(笑)。
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