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育児日記。
ひでっち
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2003年01月30日(木)
陣痛。

「検診のついでに入院になっちゃったりしてね〜(笑)。」

なんて、冗談半分に言いながら夕方、
旦那の運転で定期検診を受けるために産院へ向かった。
昨晩は目が覚めるほど痛かったのに、今日の昼間は家事をしていると
なんてことないのだ。‘おしるし’もないし、予定日までは
産気づくことも無いかと思ったのだが・・・。
車に揺られるうちにお腹が10分感覚で痛みだした。

「あれ?」

産院に着いて、いつものように採尿しにトイレへ行くと…
出血が!ナイスタイミングで「おしるし」が来た。
内診すると、子宮口は2センチまで開いているという。

先生「このまま入院しちゃおうか〜。」

ということでそのまま入院することになってしまった。
帰りに「回転寿司に寄ろうね。」と約束していた旦那は
コンビニに走って弁当を届けてくれてから、家まで入院セットを
取りに走ってくれた。
病室に落ち着いて、実家に電話すると実母から
「頑張ってね。」の言葉。
素直に嬉しかった。頑張るよ。任せておいて。

その間に旦那が知らせたのだろう。
義母が様子を見に、面会時間ギリギリの産院に駆けつけてくれた。
ビックリしたけど、これがすごく嬉しかった。
もう、進むしかない。

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産院の治療衣に着替えさせられてから、看護婦さんの詰め所で
いくつか問診を受け、再び外来へ降りて『バルーン』なるものを
入れらてから、また詰め所に戻って浣腸されて病室に戻った。
実は自分の妊娠を知ってから陣痛に及ぶまで、
産前・産後の知識を身に付ける中で、私が最も嫌悪を抱いた行為が
「浣腸」だった。
だって、したことないんだもん。
でも、経験してしまえば「ふん、そんなもんか。」と捨て台詞。

旦那が荷物を届けて帰り、消灯時間(9時)が過ぎたあたりから
痛みがぐーんと強くなった。痛みの間隔を計るけど、
一定にはならない。
前日もぐっすりは寝ていないので、痛みがほんの2〜3分
治まっただけでもウトウト(-_-)゜zzz、 …で痛みで叩き起こされる
ことの繰り返し。

 *この痛みの繰り返しはいつまで続くのだろうか?
 *この痛みには本当に終わりが来るのだろうか?
 *終わりが来るのならあと何時間ほどで終わるのだろうか?
 *今の痛みは他人と比べて平均的な痛みなのだろうか?
 *実は、自分だけ他人より痛みが強いのではないのだろうか?
 *どうしてこんな痛い思いをしなければいけなくなったのか?

一晩中、そんな事を繰り返し考えていた。
陣痛の波は本当にエグイ。
腹全体を締め付けながら、すげ〜痛いのだ。
でも、そんな痛みの合間を縫って我ながらよく寝たと思う。
この細切れでもガメツクとった睡眠が後々までの活力に結びついたように思う。
そうして、気が着くといつの間に空が白んでいた。

今日が誕生日になるのかな〜・・・