京のいけず日記

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2006年03月29日(水) 男の子 女の子

いつもなら次の派遣の仕事が始まるまでは、古巣のコマ仕事ばかりでノンビリしている筈だった。それが何やら毎日のように仕事が忙しいのには理由がある。

一番の大きな理由は職場のメイン戦力の人がオメデタだったことだ。
その彼女にめでたく女児が生まれた。

らくがき絵

歳三さんが若い頃、丁稚奉公先でデキてしまった子どもって…
男の子、女の子、どっちだったんだろう…?
京の芸妓との間に女児をもうけたとか、生まれてすぐに亡くなったとか…。
何かで読んだ記憶がある。違ったかな。何とか言えや、歳三さん。



赤ちゃん、女の子といえば…。うちには娘がふたり居る。
この間、島田紳介のバラエティークイズ番組で、何の話の流れだか忘れたが、ドキっとするような発言が出ていた。それは…。

 えー。あの時。嫁さんがあまり感じていないと女の子が生まれるらしい!?

ほ、ほんとうだろうか!? 
昔、男女産み分け方というのものが話題になった時に聞いたような気もする。

じ、じ、自慢じゃないが、決して不感症ではない(な゛、な、何を言うとんじゃゃ)

ちょっと申し訳なくて…。
思わず一緒にテレビを見ていた五十路半ばのダンナの顔を見てしまった。
案の定、しゅんと視線を落としていた。

男の人って変だ。
何で朝のことを気にしたり、それだけで元気がなくなったと思うんだろう。
何でそれだけのことで得意になったり、「ごめん」と謝るんだろう。

野性的とか、精力的とか、ギラギラしてる…とか、
若い頃からそんなイメージとはあまり無縁のダンナさま。

だからこそ好きで、落ち着けて、一緒になったのだ。
感じるか、感じないか、なんて気にしないで…と言ったら、
ますます傷つけることになるんだろうな。

…たぶん。こんな風に考える私の方が変なんだ。

若い頃ユニセックスなものに憧れた。
男と、女、同じものだったらいけないのか。

だけど、ある時、気が付いた。
命とは陰陽があって生まれてくるもんなんだ。
肩肘張っていたものがくずれ、そこへ現れたのが、ダンナさまだった。

こんな出来損ないの奥さん、もらう羽目になった不幸なあなた。
でも。他の人を探せ、と言ったのを、待つ、と言ったのはそっちだもんね。

一緒に居ると、一番、安心できる。親や兄弟よりも。
だから自信をなくさないで。


Sako