京のいけず日記

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2005年07月07日(木) ポップコーンをほうばって♪

今日は七夕でしたね。京都市内は夕方すごい雷雨で、雹も降ったとか…。


新聞の映画案内JR二条駅近くに
今流行のシネコンがオープンした。

さっそく何か観に行ってみるかと、
新聞の映画案内を見る。

そして気が付いた。

今まで載っていた、気になる、
小さな映画館の名が載っていなかった。



 実際その映画館へ行ったことはないが、
 どうやらタイトルからして、かなり怪しげな映画館だった。

 (えー。一般映画でいうと「おこげ」のハード版?といえばいいのでしょうか…)

 何となく気になって、時にはワクワクしながら…(笑)
 「大人の映画」とは又ちょっと違うニュアンスのタイトルを読んでいた。

 その映画館の名前がない。
 とうとう潰れてしまったのか。それとも広告料をケチっているのか。

 で。日記を書くにあたり、気になって、キーワードから拾ってみた。

 すると。


 …え? ・ え!? ・・ え゛〜!!! …出たきた画像に思わず赤面。

 てっきり(内容はともかく)普通の映画館だと思っていたが。
 どうやら映画有り、ショー有り…という場所らしかった。

 閉館。それも、もうひと月以上も前の話。
 
 ということは。
 そんなに長い間、映画案内も見ず、久しく映画にも行ってないわけだ。

 新聞の映画案内から、ひっそりと消えた映画館の文字。
 生涯行くことはなかっただろう、別の世界の映画館。
 それでも何となく淋しいものがある。


 そういえば。
 大宮近くにあった古い映画館(こちらは健全、普通の映画館)も閉館。

 私の子ども頃からあり、狭くて、やや薄汚れた感のある映画館で、
 何度か東映系のアニメを見せに子ども達を連れていったことがある。

 時代の流れだ。しょうがないよね…。

 
 そんな中、祇園会館が健在なのは嬉しい。
 ロードショー落ちの映画を、洋画、邦画を問わずに、
 2本、3本立てで見せてくれる上映館。

 ビンボー人にとっては有り難い貴重な存在。
 堅いシートに座って、暇にあかせて一日中映画を見ていたこともあったけ。
 お金はないけど、時間ならいっぱいあった昔の話。

 今はお金もないけど、ゆっくり楽しむ時間もない。
 仕事帰りに映画館? 日々の買い物は? 子どものご飯はどうすんねん?
 
 第一、寄り道しようという体力も、元気もない。
 そんな今のほうがビンボーだ。

 
 映画館に行く…。
 お手軽な非日常の世界。それでもワクワクしていた。

 お喋りがうるさくて、床にはポップコーンが散らばってる。
 エンディングの前にゾロゾロと席を立ち、スクリーンをふさぐ。

 お茶の間のビデオと同じ感覚。
 映画館は、お子チャマ(そういう大人も含む)の専用じゃないぞ。

 
 今見たいなと思っているのは「タナカヒロシのすべて」
 でも。ダンナと一緒だと「スターウォーズ」か「戦国自衛隊1549」かな。
 たまには映画館に行きましょう♪


Sako