京のいけず日記
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木曜ともなると、いささか、お疲れ気味。 土曜日がふさがっているのもユーウツの原因か。
で。夜の仕事を終え、クタクタで帰宅。 茶の間の座布団の上にダンナが買ってきた 「モーニング」を見つけ!
とたんに元気が出た。
おぉ。バガボンドが表紙だっ。 長かった…。
↑バガボンドの原作 吉川英治著 宮本武蔵
最初にバガボンドありき、で、それから吉川英治の宮本武蔵を読みました。 一年ぐらい前でしょうか。 ちなみに大河ドラマの方は全然見てません。
全8巻でしたか、本屋の棚にズラ〜と並んでいるのを見た時は、 買うか、買うまい、か、迷いましたが、いざ読み始めてみると理屈なしで面白い。
追いかけるように読んで、あっという間に全巻制覇しましたっけ。 成長していく武蔵を追いかけていくのは楽しい。
バガボンドの原作ですが、展開がかなり違います。 小次郎に至ってはまったくの別人物ですね。
実は、途中、途中では、バガボンドよりも夢中になって読みました。 で。原作から大きく飛び出したバガボンドがどう収拾していくんだろうと、 連載の再開を今か、今かと、待っていたんです。
あー。ほんまに長かった…。次の木曜日が待ち遠しいです。
人物に対する温度差って面白いですね。 司馬遼太郎さんの宮本武蔵(真説宮本武蔵)は、かなり冷えています。
何だっけ。 …宮本武蔵が既に亡くなっている人物で…人畜無害…??(うろ覚え) の書き出しに、ほんとに司馬さんの小説かしらと思いましたもん。
時代背景を考察し、通説を排除し、武蔵の実像に迫っている短編ですが、 嘘であっても、私は吉川版の武蔵の方が好き。
同じように、創作であっても、司馬遼太郎さんの歳三が大好きです。 史実なんて、なんのその、文字通り、熱いですわー 「燃えよ剣」 (^_^.)
同人物を描いていても、違う作家さんでまったく違う印象があり、 読み比べてみるのも楽しいです。
Sako
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