京のいけず日記

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2005年03月01日(火) 現金生活 3日目 字のごとし

密かなる目標達成までは、うだうだ、ぐだぐだ…しないって決めた。

ああ、それなのに、その口で、…じゃないですよ。
しばし休憩中。日記書いてまたがんばります。…たぶん。

今朝、近所に住む男の子のお母さんに、駅でばったり出会いました。
仕事に出るようになってからは、近所とのお付き合いもご無沙汰で、
ゆっくり子どもの話などしたのは、ほんに久しぶり。


近所の男の子

以前、描いた落書き。その時は照れずに
ちゃんと挨拶してくれた近所の男の子


今日はヤンチャな次男坊の高校の卒業式だそうです。
彼が坊主頭の小学生だった頃、まる子なんかはまだほんの幼児で。
時にはちょっかいだして、遊んでもらったり…。
やんちゃで、でも男の子らしいお兄ちゃんでした。

「子どもが大きくなるのは早いねえ」
なんて言いながら、JRの中、久しぶりに会った先輩ママさんとおしゃべり。

朝起きたら、女の子が家に泊まっていた、とか。
電車で学校に通わせたら、途中下車してサボってたとか。
それで自転車通学にさせたら、いつのまにかバイクに乗っていたとか。
今どきの男の子はこうなんか?

「嫌やわぁ。知ってるやろ?」

え?…なんの話? 知らん。知らん。

「ほら。あの子、ダブってんねん」

「あんたとこは女の子やろ。気を付けたげや」

ふだん話さない人や、久しぶりに会って話すときは結構スリリングだ。
時には知ってるような素振りをして、探りながら相手の話に合わせる。
時間を稼いで、つじつま、つながりを付けていく。

知らない内に相手を傷つけることがないように。
楽しい空間になるように気を使う。

こりゃ。本(…引き続き、陰陽寮6)など読めへんなぁ…。
チラリとうずく自分をはじっこへ押しのける。

自分のリズムが崩れるのが嫌だったけれど、話しているうちに温かくなる。なんか、こんな会話を久しくしてないなぁ。

そのお母さんと、仕事帰りに、また偶然会う。

「いやぁ。今まで仕事?なんで、そんなに頑張って仕事すんの?」
と笑って彼女が言った。


…なんで、そんなに頑張るの? なんで仕事するの?
何気に言われた言葉が引っかかってしょうがない。

心が貧乏性なんだ。…遊ぶってことが不安なのかも。
何せ、ドツボタイプで、ほどほどを知らない人間だから。

いや。やっぱし、食べるためか。


Sako