京のいけず日記
もくじ|前の日|次の日
Who are you?

んー雑っ。(いつもです…)影つけるの難しい〜。 この頃、勉強が忙しいのか、お師匠の長女(中3)も相手してくれない…。(T_T)
あ。バガボンドの20巻買いました。早く連載始まらないかな。 娘二人は銀玉を読んでみ、という。なんじゃ、そりゃ忍玉なら知ってるけど。 読んでみて、理由が分かりました。親思いやの。うーん、まぁまぁ。
母の49日が過ぎた。 一人暮らしとなった父の日課は、週の大半は病院へ行き、 残りの半分は、自宅近くの老人クラブへ碁を打ちに通っている。
そうそう、そして阪神タイガースの試合のある時は、 TVや、ラジオを子守唄に、早々に眠ってしまっている。
土用のうしだったか、実家へ立ち寄った時に 「(姉のところも誘って)うなぎでも食べにいこうか?」と父が言った。
「どこへでも連れて行ってあげるけど、(お金)出すんはお父ちゃんやで」 案の定、ゲンキンな奴め。かなわんわ、と父は失笑した。
結局、姉も、私のところも、家族がそれぞれに忙しくて、お流れになった。
父ひとりがゆっくりとした時間の中に取り残されている。
「それやったら、自分達で喰ってこい」と 父は言い終わらないうちに財布を出そうとした。
…そうやないやろ。お父ちゃん。相変わらずやなぁ。
昔からいつもそうやった。 遊び人で、気ままな父は、気がむいたらお金をポンと出し、 それが男の家族サービスだと思っていたふしがある。
そのくせ、遊ぶ金に困っている時には、一円も家に入れなかった。
「ほら。行ってこい」
うちらだけで行ったて意味ないやんか。うなぎなんて、いつも食べてるで。
…なぁ。お父ちゃん。 お母ちゃんにおいて行かれて。淋しくはないか?
姉さん女房の母にはさんざん世話かけたな。 そやけど。最後は、一生懸命、お母ちゃんのこと世話してた。
そやし。もう。うちらに気使わんとき。 お金のうなったて、うちら兄弟でちゃんとみたげる。…たぶん。
そやし。若い頃みたいに自分のために遊びいな。気ままに使いや。 お金も、時間も。これからは。残された時間のために。
勝手気ままにしても、もう文句言う人も、おらんへんやろ。 元気でいてな。お父ちゃん。
Sako
|