みすみや日誌


あおは あいよりいでて あいよりあおし。


2007年02月10日(土) 超今更ですが(3/16記す)、

えー……日記を書こうと思います。

日記。

1ヶ月以上前のオフ会の日記。

アホかっ!!!
とは流石に自分でも思いますが、書くつもりでいてずーっと頭に引っかかってるので(苦笑)。


■2/10
事情あって寝たのは朝。
集合は11時。
起きたら14時半。

もさ電波で起きました(何)。

それまでに何度かメールが来ていたのですが起きたのはもさメール。
文面は出しませんがつまり、会う相手の内携帯に私のアドレスが登録されていた先生(TEEJさん)ではなくて、もうすっかり脳内で「もさ」として定着しつつあるmomo1126さんが書いたメールでした。ほのかにもさもさしてました。
(※以降の文面で「先生」はTEEJさん、「ももさん」はmomo1126さんのことです)

「ひいっ!!?」と慌てて準備。
ルートは流石に前日に調べてあったので、ばたばたと準備して家を出まして。
途中でチョコレートをおみやげに買いましたが、道中、摂取した栄養分は黒飴一個。
……自分が何か食べてる暇はなかったですごめんなさい(自業自得)。

で、浅草着。
メールが何通も入ってたけど電話がかかってこなかった理由を、この時知りました(電話番号は渡していなかったし持ってもいなかった)。
雷門横で電話番号をメールで送ってもらい、連絡取り合って合流。

特に誰も方向性を定めないままに浅草寺に向かい、煙を浴びたりおみくじを引いたり(多分小吉辺りだったと思う。まともな吉より上ではなかった。しまった記憶がないし、珍しく結んできたかな? もしくは誤って先生におみやげもろとも渡した?)
浅草寺でお参りしてたら横にいたおばさんたちが数珠の珠を数えながら般若心経を連続で唱えてました。理由のあることだと思うのですが、正直怖いというか近寄りがたかったです済みません。
そこからの戻り道の途中、揚げ饅頭を買ったり(栄養不足だったんで一人だけ四個買って食べてました)。あとは人混みの中で故意に紛れて「神風」だかのはちまき買ったり(どうしても人混みの中にいて自分がついて行く立ち位置だと、わざとはぐれてみたくなります。迷惑な気質)。

その後、特に誰も行く先は決めてなかったので、先生が会員証を持ってた上野のテーブルトークカフェを目指すことに。
……なんか今書いてて思ったんだけど、何この行き当たりばったりオフ。

標識などを見つつどうにか辿り着いて、入って、「わーカード人狼があるー(※ただしあっても流石にGM含めて3人ではできません)」とか「わーダブルクロスのルールブック揃ってるー」とか(ももさんはTRPGやってるメンバーです。「もさ」もそこが由来)言いながらなんやかやしていたら、店員さん?が箱を持ってやってきました。
名前は忘れましたが、丸い木枠の内側にいくつか出っ張りがあって、そこに小さな積み木のようないくつかのピース(何種類かあってプレイヤーに一個ずつ配られる。全部で7種類ぐらいはあったような気がする)を載せていくものです。順番決めて置いていって、崩した人は崩れた分のピースを取る。最初に手持ちがなくなった人が勝ち。基本的なルールはそれだけですが、円筒型のピース(置きづらい)があったり、最初に決めた進行方向に向かって置いていき「前の人よりも進んだ位置にピースの前端が位置するように」置かなければいけない、というルールがあったりしてこれが結構駆け引きだったり。
……私の手番がたぶん最初だったのですが、何巡目かの手番で「どう見てもこれ、次を置いて木枠が動いたら最初のピースが水平より高い位置に行く」という状態になり、まあ、もちろん木枠が動いたので、崩れました。くっそー(笑)。

で、「この後どうしようかーそろそろ出るかー」みたいな話をしていた時に(多分20時前後)、店員さんの態度から推測するに常連であろう人が新しい紙箱を持って登場。「明日やるんだけどまだやったことがないからテストプレイに協力してもらえませんか」という話に。
面白そうなので(そして人数が合ったので)参加することに。ゲームは「クァークス(スペルはQwarks、だったかな?)」
一言で簡潔に言うと「謎の生物を作成して生き残らせるゲーム」です。
ざっとルールを書いたんですがあんまり長いので色を変えておきます。面倒な人は読み飛ばしましょう。

●植物界・草食動物界・肉食動物界の3つの世界がある
●プレイヤーは動物・植物を各3パーツに分けたカードを配布され、組み合わせて生物を作る(動物は頭部パーツ、胴体パーツ、尻尾や特性パーツ。植物はおおむね根・茎・上部パーツを組み合わせで、動物パーツと植物パーツを混ぜて使うことはできず、同一部位のパーツを同じ生物に複数使うこともできない)
●それぞれの世界に「上位種(カード3枚で作成)」と「下位種(カード2枚で作成)」がいる
●手番が回るごとに、環境が変化していく(多分、海→森林→草原→砂漠→ジャングル。途中の順序にやや自信ない。森林と草原どっちが先だったっけ)。手番のプレイヤーは環境の変化速度を選ぶことができる(すごろく状になっていて、1つ進むか2つ進むか選べる)
●各パーツに「それぞれの環境への適性」が定められており、例えば海で最強の生物種であっても、環境が移れば(例えば砂漠に行けば)弱くなりうる(※だから勝負ができる)。
●カードには「この環境(ex.海)では3点以上の点が付きます」というマーク(海の場合ならoceanだからO)が付いている。場に出す際はカードを封筒のようなものに入れて提示するので、これはそのカードを持っているプレイヤーにしか知り得ない情報となる。

で、どういう順序で決まってるのか忘れたけど「各生物界に上位種・下位種が一体ずついる」ように最初の状態を作ります。
その状態で一番不利なプレイヤーから手番が回り始めます。
●プレイヤーは手番が回ってきたらダイスを一つ振り、どの生物界で勝負するかを決定する(1・2は植物界、3・4は草食動物界、5・6は肉食動物界)。
●プレイヤーが自分の手番にできることは、「他のプレイヤーが占めている生物界の下位種に挑戦(上位種に自分がいる場合は無意味なので、上位・下位とも他プレイヤーの場合)」「下位種にカード1枚を追加してその生物界の上位種に挑戦」「既に持っている生物種のカードを交換して『変異』させる」。
●下位種に挑戦の場合、手札から生物作成して対象プレイヤーに勝負を申し込む。
●下位種を持っていて上位種に挑戦の場合、下位種に山札の一枚(ランダム)か手札の一枚で欠けているパーツを補って勝負を申し込む。
●いずれの挑戦でも、勝ち目がないと感じたら、環境に照らしての点数比較の前に勝負を下りることができる。点数比較は点数表によって行うが、これで敗北した生物は『絶滅』する。勝負を下りた場合はカードが回収され山札に戻されて、山札からその分のカードを引く(これが唯一の手札の交換手段)。
●勝負:環境とカード番号から各生物の点数を算出する。この時、草食動物なら「植物の上部パーツ(たぶん)に付けられた食物連鎖マークと、草食動物頭部の食物連鎖マークが一致すれば、その植物パーツの点数を足すことができる」。肉食動物なら草食動物の尾パーツのマークと肉食動物の頭部パーツのマークが一致すれば足せる。逆に、マークが一致すると言うことは「捕食関係にある」ことを意味するので、食べられる側は食べる側の頭部パーツぶんだけ勝負の際に点数を引かれる。
●変異は既に持っている生物を環境適応等の問題を考慮してカード交換すること(一度に一枚)。
●勝負で勝利した場合は手番を何度でも続けられるが(続ける場合は行動1つごとに環境の変化が進んでいく)、変異をさせると手番は終わる


ここだけは理解しておくといいと思うのでフォントを戻して、と。
●勝敗決定は「1人のプレイヤーが、(植物・草食動物・肉食動物の)全ての生物界の上位種を占める」or「1人以外の全てのプレイヤーが脱落する」。
●脱落の条件は「絶滅生物種(点数比較勝負をして負けた生物種)を三種作ること」。

えーと。
うーん。
これ以上簡潔に言えない上、これでもいくつかルール落としてる気がするんですが。
まあもちろん初めて聞いたときはさっぱり自分も把握できなかったんですが。
このゲームでは、勝負と同じぐらい大事な要素があります。たぶん。

できあがる生物の奇妙さ。

概ね一人がルールを把握してれば笑ってる内に話が進んだりします。
ももさんの笑いが止まらなくなったり、その原因となった生物を先生がももさんにぐいぐいと押しつけたり(笑)、「ちょ、この組み合わせは無いwwwww」とか「えーっこの生物が『社会性(※アリのような社会を作る)』持ってんのー!?w」言いながら勝負を受けて立ったり、降りたりするわけです。
割と降りるタイミングが重要だったぽい。何故なら「降りずに負けると絶滅するから」で、今回も最終的には勝負は「3人が脱落する」という形で付いたので。
……因みに何となく棚ぼたで勝利を掴みました。多分……私は終始守りに入ってただけです(笑)。
棚ぼたって言うか、割と終盤まであんまり挑まなかったので絶滅生物種が人より少なかったり、環境的にやばい(適性が強くない)時は他の人のダイスの目が私がいる環境になかなか当たらなかったり。軒並みDとJ(DesertとJungle)で固めた肉食動物上位種が、たまたまダイス目のお陰で次の周回の砂漠まで挑まれなかったので(ジャングル出てから砂漠に入るまでのコマの数が15ぐらいあるので、結構目が偏ってたんですかね)。

軒並み異様なその各生物種はこちらです。↓

グナープ(gnerp、先生発ももさん行き笑いの特急列車。意味もなく全員が写真に撮った)
マート(mart、こんな顔して知性的な怖い虫。私の絶滅種1)
エルノート(ernoot、私が残せた多分唯一の植物種)
アパクトクライ(apactcry、頭が蜘蛛で罠を掛け、鱗と翼があって空を飛び、警告を発する尻尾を持つ異様な生物。私の絶滅種2)
ジョッガイド(joggide。DとJに特化した、頭が「関節のない口」、腹が「鱗と跳ぶ足」、尾が「カモフラージュ」という変な生物。最後まで頑張ってくれました。ありがとう)

他にも「鯨の頭と貝の胴体で罠を使う何か」とかできあがった気がするんですが、写真撮り忘れました。できあがってすぐに海を出てしまったので勝負降りてしまいましたし。
全員初プレイで誰もコツを知らなかったから面白かった。逆に全員が熟練していればそれはそれで駆け引きがあって面白いのかな。多分環境ごとの点数まで全部覚えたりはできないだろうから。


で、終わってみたら22時過ぎ。
総員飢餓状態に陥りつつうろうろ。結局は先生のホテルに辿り着いてから近くの和民系列のお店で晩ご飯。
みんなガンガン頼む割に結構途中で食べなくなって一人で食べてました。
……食べられる量は計算して頼んだもんー!(笑)
女の子の「お腹空いた」って結構信用できないんだなあ、としみじみしたそんな夕食でした。いや、終電過ぎそうな(むしろ線によっては過ぎてた)時間だったけど。
だって最初「メニュー全部持ってきて」とか言いそうなこと言ってたじゃないかーw

帰り道はももさんがタクシーで送ってくれました。社会人格好いい!
……歩いて帰っても平気だよとか危なっかしくてごめんなさい。ぶっちゃけあの場所からでは道は分かりませんでした(でも地図は持ってたけど)。
それほど危なくはないと思うんだけどなあ。


そして、布団の中に入ることも叶わず昏倒(掛け布団の上に転がって、両側から布団たぐり寄せて一人で簀巻き、みたいな)。
翌日に続きます。


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水門清哉(すくね)
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