みすみや日誌


あおは あいよりいでて あいよりあおし。


2005年09月08日(木) 過去への旅、

……多分それは、割と創作者にとってはどっきどきの体験だと思うのですよ。つまり、自分が以前に書いたものを読み返すことね。
それをついうっかり、この間東京拠点でちょっと発掘しちまったばっかりに(方位磁針を持ってたはずだから探していた。見つからなかったけど)、昨日の晩半徹になりながらがんばって探してしまったのでした。


私はまともなパソコンを持ったのが高校のときでして、それ以前は多分MS-DOSかなんか(詳しいことは知らない)で動いてた機体があっただけでした。DOSはできなかったので、いつも一太郎3(!)とかゴルフゲームのソフト(多分「遥かなるオーガスタ」って言ったと思う)とかを入れて遊んでるだけでした。
一太郎3で書いた作品というのも多分いくつかありまして、これが手書きで原稿用紙に書いて200枚近く行ってた作品(なんか転生をし続ける妖狐の恋人たちがアクションな感じの話(何)。これはある位置は分かってんだけど埃が凄くて読めそうにもない)の姉妹作の類(上の話の主人公の妹が暮らす町の話)だったはずです。でも、もうフロッピーがどこに行ったかも分かりませんし、埃まみれになってるはずなので復元は不可能だと思います。因みに、一部の原稿だけプリントアウトが残っていたので当時のペンネームを見たら、竜宮乙戯(たつみやおとぎ)って書いてありました。この頃からずーっと水なんだな私(苦笑)。
しかしこの時代のメインは手書きです。ソファに埋まって画板抱えて、その上でこっそりと書いていた小説なのです。未完のノートが何冊も何冊も押入れの引き出しから出現します。その数は優に10冊を超え、そして当時の下手な字が並んでいます。もうどっきどきです。

……が。
恐ろしいことに結構これが面白かったんだな……。

いや、確かに文章は下手です。キャラが書ききれてなくて「何でこいつとこいつが似た性格だというのだこの筆者は」とか言うのがあったり、「うお、これモロに市販の小説の影響がっ」とかいうのが沢山あったりはするわけですが、しかしやっぱり流石に自分が書いたものだけあって、少なくとも自分にとっては結構面白いんですよ。ほらツボとか一緒だし。文字はもう見てられたもんじゃないけど(私の文字がちょっとはマシなレベルになったのは高校一年生で生物の先生(女性)の字がうつった時からなので)。
でも思ったよりキャラが多彩だったり、色々考えてたんだろうなという伏線の張り方があったり、当時の自分にしてはずいぶんがんばってたなという痕跡があるんですよね。

……ごめんね、こんな行き当たりばったりで書く人になっちゃって。(汗)

そんなわけなんで今、個人的にたまには発掘してあのキャラで書いてみようかな、とかも考えています。実は昨日読み返した中に、高校時代に再登場させた人が混じってましたし(御堂司というひと)。あと謀略専科の年長者って言うのは昔から好きなんだなと思ったり(上の狐の子のお父さんがすげー策士になってた)。


因みにですね。
実は私の処女作は遡り過ぎてどうしようもないんですが、完結しなかったものも書いたうちに含めるとしたら、小学校一年生の頃なんですよ。
……実は捜索中にちょっと見かけたのですが流石に恐ろしすぎて発掘できませんでした(^^;;
……だ、だって文字の下手さも尋常じゃないしさあ!恥ずかしすぎるからさあ!(笑)
因みに第一完結作を処女作とするならば小学校五年生です。これはがんばれば読み返せる自信があるぞ……ふふ。ちょっと眩暈がするかもしれないがな。


***
というのとはあまり関係なく、今週のジャンプ感想をちょっとだけ。
・「Reborn」のヒバリさん萌え。桜が弱点って何よもう!ぎゃー!(大騒ぎ)
……はっはっは、つられてうちの兄さんに1つ弱点設定しちゃった(ぉぃ)。いや、完璧なだけの人ってそれはそれで面白くないしさ。
・「ムヒョとロージーの〜」は意外と簡単に人死んでるよね。あとタイトルの「相談」はたいへん書き落としやすいです……。私はエンチューが出てる時期のほうが好きです。
・「ネウロ」、ヒステリアが本当に女性だと冒頭シーンが凄く卑猥に見えます……(笑)。個人的にはちょっと好きだけどねこの漫画。
・読みきりはなんか早いうちに落ちが読めちゃったんだよな。「魔法恐怖症の魔法使い」って時点で既にある種の類型というかそういうのが見えて、……ああ、へいじつやさんのコンブさんからかぁ……。(笑)


あとは印象が薄いので略!
懸案の合宿記録をやっと書き終わったので、明日は小説を……い、いやそろそろレポートの資料をどうにか読みきらないとっ(汗)。

……意外と忙しいです。あは。


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水門清哉(すくね)
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