昨日の二の舞ではない……と思う。 寝坊はしたけれど。
本日、起床は8時半でした。故に1時限目には間に合っていません。 多分25分ほど遅刻だったのではないかと思います。おそらく家を出たのが始業時刻。 1時限目ドイツ語は、そんな悪条件に加えて予習もしていなかったのですが、何故かいきなり当たった挙句、「あなたゴミ捨てたことある?」とか聞かれる始末(環境問題関係で、ゴミの分別についての単元でした。生ゴミ入れの絵を指されて「これは何?」と聞かれて答えようとしたら上記の質問がついてきました)。……当方、一人暮らしですので、ゴミを自分で捨てなければあっという間にゴミ屋敷です。「今時の甘やかされているお坊ちゃんお嬢ちゃんは自分で捨てたこともないことがあるから……」とか言われても。私は割と甘やかされている方だと思いますし、確かに実家でゴミを捨てたことはありませんが……(父の仕事です)。 まあ、学校の掃除とかでゴミ捨ての経験は普通あるものですけれど、それだと分別とかまで細かくは考えませんからね。 ……ではなくって。今日は大体環境問題関係の単元でした。次回が、試験です。 辞書はどうやら持ち込み可になりそうで、ほっと一安心です。
それから帰宅。 暫く止まらない汗に困りつつ、部屋を冷やして涼み、洗濯物を干して仮眠。 寝付いたのは12時過ぎでしたが、ほぼ無事に13時45分頃目がさめました。 辛うじて昨日の二の舞は避けられました。パンを焼いて食べている間にちょっと時間が過ぎた上、着替えなくてはならなかったりして、少し遅れましたけど。
5分ほど遅刻の4時限目、ドイツ文学講義。 ヨーゼフ・ロートの話の纏めをして、ロベルト・ムージルへ。 どうも説明を聞いていると読みたくなってきます。心なしか洗脳されているような感じもなくはないですね(苦笑)。どっちも結構面白そうな作家さんです。作品がどうとか、と言うよりは人柄が。 ホーフマンスタールのアフォリズム「深みは隠さねばならない。どこに?表面に。」というのに大いに納得しました。格好いいですね(そして、ついでにうちのあるキャラクターの設定ががらっと変わった……かもしれません。それで上手く行きそうなら変更が入りますが)。 ところで、今更気づいたんですが。 土曜日の発表のテーマの年代、ちょうどこの人たちの時代だったんですね。 目茶目茶遅いです、気づくの……。
5時限目、ドイツ文化講義。 本日の上映は「サロメ」「ルル」。ファム・ファタールですね。 ヨカナーン(※ヨハネのドイツ語名、らしい。因みにこのヨハネは「洗礼者ヨハネ」の方)の生首を抱いて独白するサロメはかなり怖かったです。そりゃあヘロデ王(赤子殺しの命令を出したヘロデ王の息子、らしい)も、義理の娘(妻の連れ子。……同時に、兄の子)であるサロメを殺せ、と命じる気になるというものです。 ヨカナーンが「さまよえるオランダ人」に似ていると思ったら、同じ歌手でした。案外顔を覚えているものです。 「ルル」は……切り裂きジャックで終わるとは思いも拠りませんで、吃驚。でも、まあ舞台の演出上仕方がないでしょうけれど、あの切り裂きジャックは特にどこも切り裂いてないと思います(苦笑)。実際には腹部を切り開いたり、腎臓を持ち去ったりしていたように記憶していますが。
それから帰宅。 買い物があるので一駅は歩き(午前に帰ったときは、特に買うものもなかったので両方電車にしてしまいましたが。……定期さまさまですね)。 帰ってまた暫くぐったりしていましたが、21時ごろから掃除。そのあとで晩御飯でした。 鶏肉を使ったのですが、塊だったため中の方が生っぽかったりして、何度も火を通しなおす羽目になりました。早いうちに中まで火が通る方法を考えるべきだったようです。味はまあまあでしたが、これは当たり前。いつもやる鶏料理をすこしアレンジした程度のものでしたから。 (因みに何故今日は缶詰でないかと言うと、昨日魚の缶詰を食べたら、体調に合わなかったのか何なのか気持ち悪くなったので……別にアレルギーとかではないと思われるので、またもう少し違う体調のときに試してみようと思います)
で、その調理中に、無意味な闖入者がひとり。……いえ、話し声がしていたから2人以上でしょうか。 ノックの音がしたので、とりあえずフライパンを火から下ろして、ドアの覗き穴から外を伺います。見覚えのない、私服の人でした。 「どちらさまですか?」 問うとはっきりしない声でぼそぼそ言っている感じ。くすくす笑うような声なども聞こえてきますが、何を言っているかが判りません。 「聞こえませんが」 言いながらドアロックだけ外してドアを開けてみる私(安全策として、チェーンはかけたままです)。すると、 「○○○(部屋番号)です。……遊ぼーよ」 「……」 ドアを速攻で閉めて鍵をかけ直し、調理に戻りました。 しかし何だかもう、むっとして仕方がありませんでした。 今時の大学生は、何の脈絡もなく突然やってきた、同じマンションに住んでいるというだけの顔も名前も知らぬ人と、普通に遊ぶものなんでしょうか。私にはそれは、出来ない相談です。 何だか、腑に落ちません。安く見られたという感じがして嫌。しかも、別に初めから私を連れ出しに来たのではなく、手当たり次第と言う風情でもありましたし。 何だかもう、苛々が残って困ってます。何か手軽な気晴らしをください(笑)。 因みに、何故怒っていたのかは一応自分でも把握しています。多分、突然のことでもあって、怖かったのを誤魔化したかったのです(安く見られた、なんて安易に思えるほど、私はそういう方面に詳しくもなく経験が深くもないので)。私は見知らぬ人が怖いですし、それが男性なら尚更です。どうしたって大抵の女性は男性に力で劣ります。相手が複数だと、ただでも危険度は増しますし。 なかなか取れないものですね、そういう感情は。
さて、そんな感じで気軽な気晴らしを求めたいところなのに、これから研究です。 夏休み明けにずらしてもらうことも再三考えたのですが、ベルリンに関連付けねばならないと言う条件をつけると、夏休みを経たからといってそうそうレベルが上がりそうもないテーマだと思うのです(文学者をテーマにとって深めれば如何様にも深まりそうですが、必ずしもベルリン在住ではないですし、ベルリンで活躍した人に限ると更に難易度が……)、とりあえず今日と明日の午後ぐらいまでやってみて、どうしても無理なら延期してもらう、ということで。 因みに、一番問題なのは、英語で書かれたドイツ方言に関するプリントの訳、だったりします。他が間に合ってもこれが間に合わないような気がする……。
では、行って来ます。 (洗い物と洗濯物畳みもあるんですが……シャワーも浴びたいし……。 寝るのは何時になるんでしょう。むしろ今夜は諦めて寝た方が良いような気がします)
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