みすみや日誌


あおは あいよりいでて あいよりあおし。


2004年06月06日(日) 何でかなあ。

どうも私平安編の構成に失敗してますよね。
書くたびに思うんですが局地的に凄く面白くないんですよ。具体的に言うと大蜥蜴視点の話が。
何でだろう……可愛いヤツなのに……(ただし体長18m)(うわあ)。
「煮詰まってるわねー」
おや、さーちゃん(小夜)。どうしましたか時代を超えて。
「流石に時代を超えて風邪薬とか準備できないけどね。……いや、ここで蜥蜴さんが来ても混乱するだけかと思ってさ」
それならそれで、無駄にいっぱい居るじゃないですか人は。あなたの息子さんとか(人間じゃないですけど)。
「それはそれで収拾がつかないと思うけど」
……確かに。奥方への愛を語られるのが落ちですな。
それでさーちゃんとしてはどう思うのですか?
「三部作にこだわって視点分けるの止めたら?」
……それは作者的にも思わないでもない事なんですが。
何ですかさーちゃん。死ぬ気で書いた六號編(原稿用紙換算150枚)を没 に し ろ と ?
「あら、他に何か有効な手があって?」
う……し、しかしそれが有効だという根拠も別にないような……。
「そりゃあないわよ。でも、自分でも薄々感づいてたんでしょ?」
そりゃそうですけど。私の春休みを今更無に帰せと?
「……あなた、単にそれが嫌でごねてるだけでしょ?」
うッ。
……ではせめて一つくらいは根拠を。
「そうねー……あなた昔、『映画みたいな小説を書く』って言われたことがあったでしょ」
……これはまた随分昔の話を(高校一年の部誌『文鳥』座談会本)。あ、でもあなたにとっては全然昔でも何でもないんですな。で?
「そこじゃないのかなぁ。多分作者のあなた自身に、平安編の統一的な流れが見えてないのよ」
うーん、それは確かにありますね。全体的にどんな感じになるかは判ってても、どこを撮っていいか判んないような。
「まさにそれだと思うのよ。……一人一人を掘り下げすぎて何がなんだかわかんないんでしょ」
……(痛)。
「と言うわけで、全体で構成しなおしてみることが必要だと思うわよ。あとそろそろご飯炊きなさいね。じゃ」
あっ……。(追いすがる)(しかし手は届かない)
……行っちゃったよ。しかも耳が痛いよ今の(笑)。
というわけで心の声に従ってちょっと再構成してみようかなぁと思いました。
その前にご飯炊いてきます。


今日はまだ起きてから6時間くらいしか経ってません。
その間はテレビでスポーツ見たりボーっとしたり食事をしたり洗い物をしたりしてました。気づかないうちに消費期限が2日ほど切れてたパンとか(日付感覚が……)。
買い物に出そこなったので、本日はご飯を炊くにもかかわらず晩御飯がラーメンです(消費期限明日・残り3袋、という状況に気づいてしまった所為もある)。どうしても一日一口はご飯を食べないと納得できない性質で。
明日はサークルの定例会及び反省会ですが、多分反省会はサボって帰ると思います。夕方はきついよ。
明日の英語が発表で、当たってないのが不幸中の幸いです。熱のある人に集中力を期待してはいけない。予習なんて無理無理(^^; ドイツ語も先週当たったから暫くは聞いてられるしー。


寝るまで頑張ります。掃除は昨日したし!



追記
自分なりに考えてみた「平安編が上手くいかない理由」。
・長編を書くのが初めてである(STEB本編は連載なので除外)
て言うか最初は連作短編だったんだがなぁ。
STEBの時はとにかく完結目指してりゃどうにかなりました。連載だったから。
しかし、手元で完成させてどうにかしなきゃならん、と言う状況下で長編を書く(そして完成させる)のは初めてであります。
しかしこれはそんなに主要な要因じゃないよな。
・平安編(現時点での正式名称:「平安帝都妖草子」)は、どの線を追っていっても完成した絵が見えない物語である
うん、要因としてこれは大きい。
一番傍観者である遠羅にすら多分全体像がつかめていない。ついでに言えばこいつは傍観者であり過ぎるので、直接ストーリーに関わっていこうという気概があんまりなく、結果としてこいつの話は面白くなくなりがち。(作者にとって)(え?)
多分幾乃さんを話から外し、弓月−是成の線を追いかけて書ききってしまえば一番書きたいところは書けるんだが、それはイコールで「六號」のエピソードオンリーと言うことになり、結果、弓月が単なる駄目男に見える。て言うかこれじゃ単なる色好みー!嫌ー!!!(笑)
……何よりこれだと、是成さまが可哀想なの。弓月がしっかりしてないと是成さまが空回りに見えるの。

……はーあ。難しくなってきたぞー……。


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水門清哉(すくね)
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