2004年05月07日(金) |
昼間うっかり読んでいた小説で。 |
とても間抜けなミスを発見(たぶん)。 <現時点で、緩衝システムが破壊される可能性は九〇%を超えています。今後一二時間ごとに、その確率は二〇%ずつの減少と考えてください> ユーロは腕を組んで立ち、ホログラフに目を向けていた。その目をはずしてすこしうつむき、ややあってまた顔をあげた。 「三日後でも、三〇%ていどの確率が残るのか」 となりでユーロをうかがっていた夏希は、思わず半歩身を引いた。たちどころにこのような暗算するものは、人間ではないと固く信じていたからだ。この人は時々、本当に変である、と夏希は思う。 ――上杉光「次元城TOKYO 3 月夜に踊る宇宙猫」P23〜24 ……丸二日で10%まで下がると思うのは私だけですか?(^^; 多分この世界も一日24時間だったと思うし……。 ユーロが格好良いだけにこの台詞は不思議な気が。それとも私が間違ってる?(^^; 因みにかなり前に書店からは姿を消したはずの本ですが(三部作の一冊欠けてた分を探し出すのに何年掛かったことか――つってもブックオフで買ったんだけどさ)、個人的にかなりお気に入り。全体の話を見るとさほど非凡でもないような気がするのですが、会話の面白さが大変好きなのですよ。何しろ裏表紙のあらすじ最後に「超漫才戦闘記(スーパーおわらいバトル)」とか書かれてますしね。何しろ宇宙猫がもう。あと双子の滅茶苦茶さがもう(笑)。絶対うちの小説の双子(※サイト上では未登場、外伝5の双子)はこの二人を源流に持ってますよ(と今日読んでいて気がついた)。弟が格段におとなしいけどな。 因みに角川スニーカー文庫です。もしも探す場合には、古いのでブックオフを回る方が良いかと(近頃書店で見かけたことがない)。
本日起床は11時。本を読んだり色々していて、のんびりと昼食(醤油ラーメン)を作って食べたのは12時過ぎ。 それからもなお上記の「次元城TOKYO」を流し読みしており、買い物に出たのは17時近く。しかしスーパーに歩く道の途中で、はたと「明日までに着くように実家に宅急便を出さなきゃいけない(送り返しの荷物、明日の午前までなら受け取れると言われていた)」と思い出し、突如として(ものすごく短時間ではあったけれども)走り出してみたりなんかして。病み上がりの割には呼吸も滅茶苦茶には乱れず胸が痛くなったりもせず、まあ優秀なものでしたよ(私の割には)。これなら明日は歩いて帰れるだろう。荷も軽いはずだし。 できれば高校時代のレベルまで体力を戻したい所存です。あのハードな体育に耐えられていた頃が懐かしい。 で、慌てて買い物をして帰りました。流石に荷が重くて帰りは走れませんでした。肩掛けのバッグに入れている重量を暗算したら、思わず眩暈がしたので考えるのを止めました。片方の肩に6キロはちょっときついよ。もう片方が軽い分だけ余計にきついよバランス悪くて。 そして帰ってきて宅急便を出しました。既に本日の回収は済んでいたようでしたが、幸いなことにもう一度きてくれるという話になって、無事明日着きそうです。すごいね日本の宅配業者の流通システムって。まるで魔法みたい(少々言い過ぎ)。
そして帰ってからまた小説に戻ってしまう私。駄目だ、勢いが……。 結局他の本にまで手を出したりなんかしているうちに夜は更けて、晩御飯を作ったのが23時過ぎという体たらくでした。うわあ、直せ!直せ私!(汗) 今片付けの最中です。でも日記を書いている(そろそろ書かなきゃ時間的にまずいかと思って)。 明日の目標は家計簿つけと英語・ドイツ語の訳です。
昨日「軽く挫折。」なんぞと書きましたが。 実際問題として別に私はSTEBが嫌いではなく、それどころかむしろ愛しているわけで。 他が書けないならそれだけ書いてりゃいいんです(魔基礎除く)。 ……というわけで、頑張りたいと思います。来週は普通の日程になりますし、時間ないですけどね。 ああっ、「耳をすませば(copyrightスタジオジブリ。多分)」の月島雫のように、目の前に何があっても投げ出して小説を書けるだけの切迫性と情熱があればー……!そうでなけりゃ、せめてGW前半と同じだけの日数があればー!(自分の風邪が恨めしい) ……頑張りまぁす。授業中にちまちまと。(待て!)
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