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■ ツメタイ。
ツメタイ。素足にひんやりとフローリングの感触。 急にまた寒くなった室温。 また今日も1日。なんの答えも出せずに過ぎてゆく。 眠り過ぎて重くなった頭ではもう何も考えられない。
結局いつもあたしという存在は流されていく。
朝から降り続く雨の音は痛い。 ココロの奥の奥に染みる。きっとそこには何もないけれど。 何かあるんだと思えば思うほど苦しい。だから何もない。
昨日のあの腕はきっとあたしのものではなかったから たまらない居心地の悪さを微笑みで誤魔化すしかない。 できれば完璧な嘘と完璧な演技をこの胸に焼き付けてくれればいい。 それなら問題なんてないから。
嘘。嘘。嘘の連続。 世界はニセモノの集合体。 あたしの構築してきた日常なんてニセモノ以外のなにものでもない。
たったひとつの現実なんてもう捨て去った。
2003年05月11日(日)
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