Diary
沙希



 


蔑ろにしてきたもの。

あたしが蔑ろにしてきたもの。

ホントは大事だったもの。

薄めてしまった繋がりはきっとあたしの幼さの結果。


誠実になんてちっともできてないじゃないか。


いくら自分を責め立ててもあたしを生かしているのはあたしで

たまにその事実にため息が出るけれども。


もう繋ぎ止める言葉なんてないのか。

どっちかと言えば手も足もでなくて。

あたしには引き止める為に伸ばす腕もなくて

だからっていうかなんっていうか

どうしようもなくって。


きっと孤独だなんて思わないで。

誰に向けて書いてる言葉か

きっと誰も気づかないだろうけれど。

誰の為のものでもないけど

きっと君の為のもの。


2003年02月20日(木)
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