Diary
沙希



 怖い。

神様は 僕に痛みをくれた。

神様は 僕に苦しみをくれた。

神様は 僕に悲しみをくれた。

神様は 僕に楽しみをくれた。

神様は 僕に喜びをくれた。

神様は 僕に生きていく理由をくれた。

神様は 僕に死んでいく意味をくれた。

神様は 僕に愛情をくれた。

神様は 僕に友達をくれた。

神様は 僕に愛する人をくれた。

神様は 僕に嫌うべき相手をくれた。

神様は 僕に矛盾をくれた。

神様は 僕に憎しみをくれた。

神様は 僕に不安をくれた。

神様は 神様は 神様は・・・。

神様は 僕に幸せをくれた。


そしてそれらは同時に 僕が自分で手にしたものだ。


++++++++++++++++++++++++++++

『大好き』っていわれて

なんていうか・・・

ありがとぉって感じ。

嬉しいです。とても。

ちょっぴりココロを埋めてくれる人ができたけど

なんていうか・・・

怖い。怖い。怖い。

言ってること信じちゃって

裏切られるのは怖い。

怖い。ごめん、怖い。

信じたいけど・・・ごめんね、怖い。

側にいてくれる喜びを知るのと同時にわたしは恐怖を覚える。

消えない怖さ。

どんなに抱きしめてくれても。

ごめん、怖い。

弱虫だね、こんなの。

すっごいズルイし情けないし、あなたに対して申し訳ないって思う。

でもね、ごめん。怖いの。怖い。

怖いよ・・・。

2001年11月11日(日)
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