夢三昧
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2004年07月24日(土) |
真昼のビッチ/最遊喜 |
village produce vol.3 ASAGAYA SPIDERS PREMIUM 真昼のビッチ シアターアプル 14:00開演 3列
【キャストチェンジ】 警官1・バイト1/富岡晃一郎 → 長塚圭史
シアターアプルは4列目から段になっているので、3列のセンターブロックは観辛かったです。 同じ3列でもサイドのほうが観安かったし、舞台も近く感じました!? 今後の教訓にしたいところですが、なかなか自分で席を選べる公演なんて、無いですよね・・・・・(苦笑)
ストーリーがすべてわかった状態で観ると、更に重さが増すものなのですね。 先のことを考えると、笑える場面も心から笑えないというか、顔が歪むというか・・・かえって泣きたくなってしまったりしました。
そうはいっても、やっぱり、このストーリーに組み込むにはもったいないくらい、笑かしネタは大小さまざまいっっっぱいなのです。 グリムバーガーのチラシを配る歌も、王子がウクレレとともに歌う哀愁のグリムバーガーみたいな歌も、さすがに2回聴けば頭の中で勝手にメロディーが繰り返しています・・・。 ステップまで践んでしまいそうで(苦笑) あのステップの桜田さん(じゅんさん)は本当にキュートでした(好)
鳩子さんが、久々の商売に少女のように?!うろたえるところも、大好きでした。 「へっ?へっ?へっ?へっ?」と変なポーズで及び腰(違う?)で何度もやるところ(笑) 可愛かったです☆
いやらし〜いいっけいさんは、1度目はいやらしさに負けて気が付かなかったのですが(笑)、やはりいつでもどこでもとっても細かい演技をされていて、いやらしさは嫌いだったけど、やっぱりいっけいさんは役者さんとしては、たまらない魅力でいっぱいなのだと痛感しました(笑) クライマックスのシーン。球子の告白シーンで、球子を見つめる表情の変化が素晴らしかったです。
富岡さんの代役となられた長塚さんは、さすが作家&演出家なのですから、セリフは問題ないにしても、なかなかスッポリとはまっていらっしゃって、この役の長塚さんをわたしは結構好きだと思いました。
全体に、みなさんのテンションが前回より高く、思わず球子さんも耐えきれず吹き出してしまうような場面もあったのですが、個人的にはトータル評価は前回のほうが上でした(苦笑・前回のテンションでもこの舞台の場合は十分だったと感じたから) でも、この重い演目に対するわたしの総合評価はかなり高いです。 好みの問題ですので、誰彼ともなくオススメできる内容では決してありません。 でも、人間として、女として、背負って生きていかなければならないものは人それぞれ色々あって、幸せも不幸もそりゃもう色々あって、ここまで酷い話しじゃなくても、他人にはどうすることもできないような救いようがない生き方をせねばならなかったり、そんなふうにしか生きられない人も絶対にいるのだと思ったから・・・。 設定は現実離れしているけど、逆にそれが唯一の救いなのかもしれない・・・。 死んだ猫がいっぱい出てきたり、野犬が凶暴だったり、噛みついた野犬がいつまでも傷口から離れなかったりなんていう無茶なことをするあたりは、かえって逃げ道なのかなとふと思ったり。 いつも出てきますからね、この類は。こんな場面は、一種少年漫画を観る(観ないのですけど、わたし・笑)ような感覚とでもいいましょうか。 メルヘンやファンタジーだと、あまりに言葉が違うとは思っても、とどのつまりはそうなのか!?(苦笑) けど、本当は根が深くて、もっと違うことが言いたいのかもしれなくて、わたしにはそれが理解できていないのだとしても、長塚さんのお話は、人にうまく説明できなくても自分なりの解釈が普通に出来るから、わたしは好きです。 普通に、全然普通に入って行くことが出来るから。
しかし、球子さんの「高笑い」はホラーでした・・・・・。何が怖いって、これが一番怖かった!!(怯) でもって、『女って怖い』と、なぜか思いました(爆)ブルブルブ(震)
ということで、真昼のビッチ。とにかくキャストが贅沢で、面白い舞台でした。 この先の公演では、富岡さんの復帰があると良いですが・・・。 しかし、歌舞伎町は暑い〜〜〜〜〜っ!!
転球劇場公演 最遊喜 下北沢駅前劇場 18:00開演
構成:転球劇場 出演:福田転球 高木稟 橋田雄一郎
観るつもりにしていた某舞台のチケットがことごとく取れなかったので、この公演が発表されたときには一度はあきらめていたのに、奇跡的にこの日のスケジュールがぽっかりと空きました(笑) 運命だったのかもしれません。 ケ・イ・ジで出逢ってしまった転球劇場と、わたしの星のさだめ(爆・殴) あれから内藤さん(転球劇場制作)の日記はかかさず読んでいるし、もう、転球劇場とわたしは他人とも思えないくらいで(大爆・平手打ち)
で、2005年はお休みされることが発表された転球劇場ですので、晩秋にもう一公演残ってはいますが、3人だけの公演は今回でしばらく観納めということで、2年後の自分だってどうなってるかもわからないし、、とにかく観逃すことにならなくて良かったと、胸を撫で下ろしました(笑)
今回のテーマはお伽噺。 いろんな昔話を少しずつ取り入れ、混合、脚色を繰り返しつつ、立派に?!ひとつのお伽噺が出来上がっていました♪
わらしべ長者、かちかち山、桃太郎、花さかじいさん、舌切り雀、金太郎、うばすて山、はだかの王様(笑)、3匹の子豚(爆)、などなどです。
でも、所詮、たった3人ですから。そりゃ〜もう、忙しいったらありません。 気が付けば、着たり脱いだりの繰り返しで。 厳密に言えば、脱いだりたま〜〜〜に着たり、、、ですか(苦笑) 露出率85%?くらいの確率で、脱いでいらっしゃいました・・・・・。 が、それはもうそれなりに理由があって、、、 王様は当然裸なわけですし、鬼!そう、鬼も裸で当たり前ですし、子豚だって考えてみれば裸に違いないし!?、金太郎だって言ってしまえばお相撲さんみたいなもんですし、、、 だから、裸にならずに演じることなど無理だったのですから??? 同情致します!!(笑) ※注 そうは言ってもポンではありませんので、どうかご安心を!
しかし不思議な3人です。 みなさんそれぞれに、あきらかに違うキャラクターなのに、わたしは3人ともが大好きです。 どうしたらいいのかわかりません(爆) 観れば観るほど、誰か一人だけなんて選べなくなります・・・(爆・殴)
たかりんは、村人どんの地団駄が、ほんっっっっとうに好きでした。なんて可愛いのっ☆ 衣裳も凄くお似合いで、可愛くてたまらなかった☆☆(しつこい・笑) 黒鬼さんのキャラも、おおっきな頭も、かなり好きでした。
はっしゃんは、切り株どんも、サルも、微妙〜〜〜で(大爆)、金太郎さんは嫌いでしたが(爆汗)、青鬼さんは多分好きでした(笑・ちょっと苦しい) ホントは別になんにも可愛くも素敵でもなかったし、ケ・イ・ジの時お一人だけ脱がなかったので知らなかったお腹のたるみにもビックリしたのだけれど、どいういうわけかわたしははっしゃんには最初から惹かれているので、ぷにょぷにょでもまあ、いいかな〜と思いました(笑)
転球さんは、どうしようもありませんでした。 だって、もう、全部が全部、アホ過ぎました(爆) 唯一人間の格好(衣裳着用)をしていた、わらしべ長者さえおかしかったですから。 どじょうすくい??する人なのかと思いました・・・!? あとはもう、いつだって、着ていませんでした・・・。 あ!犬は全身白タイツ(呼び名間違っているかも)姿でしたけど。 落ち武者みたいだったイカサマ桃太郎(はっ!これも人間でした)も、着ていたには着ていたけど中途半端でした(笑) ということで、誉め言葉はありません(爆) でも、やっぱり、好きといったら好きなので、どうすることもできないなぁ・・・と思いました☆
そうそう、どうでもいいけど、鬼たちが石をなめる前に乾杯?のように石をぶつけ合いながら言ってたセリフは何だったのだろう・・・?? 凄いツボでした! もっとやって欲しかったです(笑)
今回、お稽古中習い事をされたというのは、おそらく英会話だったのですね。 3匹の子豚は英語劇?!でした(苦笑)
学芸会風のセットも好みでしたし、パンフがわりのチラシのはっしゃん画伯のイラストも、それはそれは素晴らしかったです。
最後は舞台上でご挨拶。 終演後はロビーで物販売り(笑) お芝居を離れても、限りなく魅力に溢れた3人のみなさんでいらっしゃいました。
ちなみに今回は一人じゃなかったので、やっとの想いでTシャツを買うことができました(幸) 着るぞーーーーー!?♪♪♪(ルンルン)
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