夢三昧
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2004年03月06日(土) |
解決します!!/美しきものの伝説 |
解決します!! ウッディシアター中目黒 13:00開演 自由席
キャスト ひのあらた(金田大蔵) 坂元健児(下田中島進) 米澤観児(鈴木一郎) 西崎果音(鈴木しおり/声のみ) 作・演出 白石ますみ
米澤観児さん役者復帰二本目は、 白石さんの見事なまでの”あてがき”傑作コメディでした! 米澤さんの役どころは、「ダメ人間」だったのですが、お見事なまでのダメ人間っぷり!(喜) 変なジャンバーを着てわざとひょろひょろになっていらっしゃるとのことだったのですが、変なジャンバーの着こなしもバッチリで、赤いスニーカーもお似合いで、ひょろひょろさは普段通りだった気がしたのは気のせいでも(爆)、とにかく情けなさや頼りなさがプンプンの、完璧なダメ郎くんになられていらっしゃいました〜〜〜(祝) 台詞はすべて関西弁(奈良出身役)で、味わい深かったことといったら! 役が役なだけにソフトな関西弁で、非常にラブリ〜でした☆
ということで、はじまった瞬間から爆笑〜爆笑〜また爆笑〜〜で、しばらくは暑くて苦しくて大変でした(笑) ちなみに、このはじまり、本当に面白いのです! 社長のひのさんと社員の坂元さんが、二人っきりで営業方針みたいなのを唱和されたあと、おもむろにラジカセのスイッチを入れたかと思うと社歌らしきを歌い出すのですが♪ この歌がたえられないくらい可笑しいのですーーーーー(大爆) とてもシンバとムファサの合唱とは思えない、信じられないほど絶妙なはずしっぷりで、しかも長いっ!(笑) メロディも、最初は「とお〜き〜〜や〜まに〜♪」のメロディなのですが、少しずつ曲風が変わり、センスの良さを感じずにはいられません(爆爆) 終わったかと思ったらまだつづくのですが、素晴らしいのは、その間見つめ合う二人がニコリともしないこと!!! もう〜〜、どうなることかと思うくらい笑いました☆ ちなみのちなみに(笑)、この歌、おしまいにもう1回聴けるのですが、この時ムファサのパートナーはエドに変わるのです(爆) この組合せでの合唱も、やっぱり絶妙〜〜〜♪ 歌詞が最初しか覚えることが出来なかったのが、残念でなりませんでした・・・・・! 覚えられたなら、わたしも毎朝朝礼で唄ったのに〜〜〜(爆)
とまあこんな調子で、更なる爆笑場面の繰り返しで物語は進展してゆくのですが、中でもわたしが特に好きだったり笑ったりした場面は、 米澤さんの登場シーンや、 ひのさんが姿を隠さねばならず窓の向こうにぶら下がるシーンや、 坂元さんがヒールのある靴(シークレット紳士靴!?)を履いていることをばらされるシーンや、 鈴木一郎改造計画の時のワインのテイスティングや、 悪い人に絡まれてしまった時の米澤さんの「下がっていなさい」などなどでした♪
本当は、できることなら全部事細かにお伝えしたかったのですが、すべてここに書くのはとても無理なのであきらめます(残念!)
それにしても、ライオンキングに通っていた頃(そんな頃があったのですよ・笑)には、まさかこのようなキャストでこのようなお芝居を観る日が来ようとは、想像することさえできませんでした。 ましてや、全員人間も人間、あまりにも生々しいお姿で・・・(爆) しかも定員100人ちょっとの小劇場。 いちばん後ろに座っても、春劇場の最前より近いと感じるほどの距離。 四季の大舞台で颯爽と輝いていらっしゃったみなさんとはある意味別人でも、みなさんとっても魅力的でした。 わたしは、例えば今回は米澤さんが目的でこの舞台の観劇を決めましたが、そのお陰でこの奇跡のような貴重な瞬間に立ち会うことが出来たことを、なんだかとても幸せだなぁ・・・と、しみじみ思うのでした(ちょっと大袈裟ですか?・微笑)
最後に、パンフ、薄いのですが(笑)わたしはかなりお気に入りです♪ みなさんそれぞれのコメントや質問コーナーは、ネタになります(爆) 公演が終わって、米澤さんが素敵に生まれ変わってしまわれるのかどうかが、とても気になるところですが・・・・・☆
美しきものの伝説 紀伊國屋ホール 18:30開演 L列
段田安則 キムラ緑子 浅野和之 松澤一之 綾田俊樹 田山涼成 佐戸井けん太 桶渡真司 羽場裕一 深浦加奈子 山下容莉枝 高橋克実 西川忠志 廻飛雄 少路勇介 米田弥央 小林彩子 作:宮本研 演出:マキノノゾミ
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