夢三昧
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2003年11月01日(土) ニューヨーカーズ

ミュージカル座 六行会ホール 13:30開演(月組) D列

レ・ミゼラブルでグランテールを好演されていた伊藤俊彦さんが出演されるということで、初ミュージカル座観劇となりました。
星組と月組のダブルキャストということでしたが、月組に伊藤さんと伊東恵里さんがいらっしゃって良かったです!伊東恵里さんもとっても観たかったので。
(ちなみに星組の主演女優さんは鈴木智香子さんで、やはり元四季のかたでした。)

六行会ホールというのは、京急の新馬場(しんばんば)駅から徒歩1〜2分のところにありましたが、ホール(劇場?)って本当にいろんなところにあるものなのですね。
まさに、こんなことでもない限り絶対に降り立たない駅だと思いましたが(笑)、昔は京急沿線にもお友達が何人か住んでいたので実は時々通過はしていました。
ただ、わたしは「私鉄好き」だったのですが(爆)京急はあまり好きではありませんでした・・・。
なんだかいろいろややこしくてホームの立ち位置が難しかったり、通過列車が怖かったり、揺れが激しかったり・・・(大爆)
案の定新馬場駅のホームの揺れもただごとではありませんでした!
でも、なんだか色々思い出して、懐かしかったです・・・。
そういえば新幹線の発着駅となった品川駅はやはりわたしの青春の駅なのですが(大爆爆)、今回は何も考えずにただぼおーーっと通り過ぎてきてしまいました(笑)
新幹線ホームはどこだったのかしら・・・。
おっと、完全に話しがそれてしまいました!!(汗)
でも、舞台の感想をごまかそうとしていることがちょっと見え見えかもしれません(苦笑)
そうです、感想は簡単に・・・・・。

ズバリ、テーマが重く、少し沈んだ気分になってしまいました。
でも、これは絶対に目をそらしてはいけないテーマだということはわかっているのです。
こんな風にこのことがミュージカルになるなんて、凄いことだとも思いました。
トルストイの『戦争と平和』を現代のニューヨークに移しかえ、9.11のテロからイラク戦争に揺れるニューヨークの人々のドラマとして描かれたハマナカトオルさんの書き下ろし新作オリジナルミュージカル・・・というものです。
実際わたしたちには、新聞やニュースで報道され続ける戦争の悲劇を、ただ見守ることしかできません。
暗く、やりきれない気持ちにはなりますが、どうすることもできない・・・。
なぜ?どうして??という怒りのような思いと、いつかは自分たちも??という恐怖心が心の中で交差しますが、そのことをずっと考えているわけではありません。
なんだか普段の自分がとっても冷たい人間のような気がして、ちょっとどんよりしてしまったのでした。

伊藤さんは、プログラムのお写真が少年のようでビックリしましたが(笑)、実際はお髭はなくなっていましたが、なかなか渋めの大人の男性でした。
ラブシーンあり!(笑)
ソロナンバーがとってもステキでした。

伊東さんは、とーーーーーっても可愛かったです。
学生の役ということで、少しだけ「えっ?」と思ったのですが、とっても華奢でとにかく可愛かったので気にしないことにしました(爆)
歌のパワーは凄かったです。唄っていらっしゃるときは、とてもカッコヨカッタです!
とても素敵な女優さんですね。いつまでも、もっともっと活躍していただきたいです・・・。

ということで、色々考えさせられる舞台でした。
でもやっぱり、戦争ものは苦手です・・・・・。


夢路 |MAIL