夢三昧
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2003年09月20日(土) |
PURE LOVE/ビューティフル・サンデイ |
マチネ/PURE LOVE/アートスフィア 12時開演 1階E列
中川晃教さん観たさで観劇を決めましたが、ベテランキャストのみなさんは大変素晴らしく、若手キャストのみなさんはとても初々しい、なかなか面白いミュージカルでした。 現代版ロミオとジュリエットということで、いろいろ驚かされたり疑問に思ったり納得できなかったりしたこともありましたが(笑)、結果的には「良いな」と思ったことだけが心に残りました。 中川さんには参りました。 多分、わたしは中川さんのことを色々確かめたかったのだと思います。 モーツァルト以外の役で・・・。 そしてわかったことは、この人はやっぱり天才だ・・・!?ということでした。 今回の物語はタイトル通りのまさに純愛物で、歯の浮くような台詞や観ているほうが恥ずかしくなるような場面なども多々あったのですが、中川さんの演技には一切の迷いも躊躇もない上に、彼自身がとにかくピュアでストレートなので、台詞や歌詞が変だな〜と思ってもそれは一瞬のことで、次の瞬間には彼の世界にすっっっぽり引き込まれてしまうのです。 凄い人。凄いチカラの持ち主だな・・・と思いました。 少し耕史くんに似ているような気もしました(注意:顔や姿のことではありません・笑)。 加えて、あえて言うまでもありませんがやっぱり歌唱力が素晴らしかったです。 中川さんの歌を聴きたいがために、もう一度観たいな・・・と思いました。 次は「キャンディード」らしいので、また楽しみができました。 嬉しいです!
ソワレ/ビューティフル・サンデイ/俳優座劇場 18:30開演 12列 小須田康人(戸川秋彦) 武田光兵(小笠原浩樹) 長野里美(三枝ちひろ) 作:中谷まゆみ 演出:板垣恭一
昨年の「今度は愛妻家」同様中谷&板垣コンビということだけで心底楽しみにしていましたが、まさかここまで期待以上の作品だとは思いませんでした。 観て良かった。ただひたすらそう思う、本当に本当に素晴らしい舞台でした。 色々書きたいのですが、迷うところです・・・。 なぜなら、今後もしこの舞台を、DVDなりテレビ放送なりでご覧になるかたがいらっしゃるなら、絶対に真っ白な状態でご覧になったほうが数倍面白いからです。 そんなことを言ったら「今度は愛妻家」のほうがそういう意味ではもっと真っ白のほうが面白かったはずなのに、昨年はあらすじを書いてしまいましたね(苦笑) でも、今年はやめておきましょうか・・・・・(まだ考え中・笑)
初演は3年前の冬で、小笠原浩樹(ヒロ)役は堺雅人さんで、大変好評な舞台だったらしいのですが、そんなことはあとで知ったことです。 継投の小須田さん、長野さんという超ベテランの中に、これが初舞台だという新人で20歳の武田光兵さんが加わったのだということも全部後で知りました。 キャストは3人。 でも、わたしはこんなに愛しい3人には出逢ったことがない気がするくらい、本当に愛しくてたまらない3人でした。 たくさんたくさん笑ったけど、後半は涙が止まらなくなりました。 もう一度観たい。 というか、3人のことをずっと観ていたい。 この物語のその後の3人もずっと、そっと観ていたい。 そんな馬鹿なことも馬鹿なことと思えないくらい、3人のことで頭がいっぱいになってしまいました。
ということで、せめてとにかくもう一回だけは観ようと心に決めたので、物語の中身にふれるかどうかは、、、この次に考えると致しましょう・・・・・。
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