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2002年11月15日(金)
また日記滞ってるよ

お酒の事日記に書いた時、(あ、そういえば前読んだ「呪術がつくった国日本」という本にお酒の事あったから書こう)と思ったのに!
こんなに遅くなってしまった。。いや昔お酒というのは巫女が米を噛んで、吐いて発酵させて作ったらしいんです。その巫女の事を刀自(とじ)と言って、それが今の杜氏となったそうです。そういえば前にどこかの民族のドキュメントで、結婚すると、旦那はいっぱしの男になるために、一週間ほど狩りの旅に出て、その間ニョーボーは芋を蒸して、これまた口に含んで吐き出して、発酵させて、祝いの酒を作っていました。それがどこの民族かを覚えてない所がまた だめだよ・・。でもこの場合、女が家事をするもんだ的な観点からだと思うのだけど、日本の場合は酒はとても神性なるものとされてたから、巫女が作ってたんだろうねえ。(それが何故男も作れるようになったかも知りたいものだけど、そこまでは説明してなかった。)
肝心の読んだ本は、うーーん・・・。結局昔話か。と思うところがあって、(ほーう納得!)と気持ちのいい所がなかったなあ。いきなりアマテラスとか言われても、(へえ、そうかい。)って感じで。でも、杜氏の事とか、イギリスには電柱がないこととか関係ない所で結構知識にはなったと思うのでよしとする。

私がたまにちびりとすするスコッチ(あの「スコッチをすこっち」が合い言葉の)の減り方が、激しいよな気がしたので前、旦那に「スコッチの減りがさ、早いような気がするんだよ。やっぱ気化してるのかな。それとも私がすごく飲んでる?」と聞いたら、「天使の分け前だよ。」と言われた。ようは気化してるって事なんだけど、お酒を樽で醸造しているときに気化するのを、「天使が味見しているから、天使が沢山味見する程、酒がうまくなる」って言ったんだって。またあなた、粋なお話じゃないの。私は思わず「何粋な事言ってるの〜!」と叫んでしまいました。(ちなみにこのことは古川氏も言っていたような気がする。)
じゃあ、この間買ったグレンフィディックも、旦那には天使の分け前ってことで、少々いただきますか・・。