Art-Hanaの日記

2007年03月06日(火) 弥生・・・に入り

玄関のところの柊の木に実がついた。外国の柊の実は赤いがつくが日本の柊の実は、と云うか、わたしの所の柊の実は春が来ると黄色の実をつけて、それが可愛い花になる。この春の黄色の実(花)の香りが、なんとも、ほのかで品が良く、ちょっと木蓮の花の香りに似てるように思う。これが夏から秋になると黄色の実(花)が紫色の実になる。好い香りがするのは春の黄色い実の時季だけのように思う。今年は暖冬やから、春に咲く花が例年より早く咲いてきてるように思う。一昨日今年もお雛まつりを迎えて、今年も梅の花から桃の花に変わったなぁ〜と、思うてたら、もう何処かで桜が咲き出したようなニュースをしてて・・・、あぁぁ〜!日々がたつのがはやいなぁ〜と、思うて。ふっと気がついたら、何とこのブログを書くのが一ヶ月経ってしもうてた。わたしの誕生日が4月3日、わたしの生まれたその年は丁度、新暦4月3日が旧雛祭りの旧暦3月3日やったんで、わたしの雛祭りは、いつも旧雛さんにしてる。今年の旧雛祭りは4月19日(旧3月3日)になる。なんや今年は遅い日で。北の方の山梨県の方では「旧雛祭り」らしい。雛祭りというと、10世紀以上の歴史のあるもので、もとは中国から来たものらしいが、「源氏物語」や「枕草紙」などにもある「ひいなあそび」があって歴史を感じるもんで。雛祭りは桃の節句とよばれてて、これは五節供「五節句」とも呼ばれ江戸幕府がこれらの五節句を式日と定めてたようで。五節句というのは必ず季節の草や木に関連してて、季節に応じた邪気を払うのが目的であったと云われる。
「五節供(五節句)」は
*人日の節句=1月7日(お正月の七草・・・七草粥)
  (1月1日は元旦で五節句に入れられないので7日)
*桃の節句=3月3日(3月の上巳(初めの巳の日)
           桃・よもぎ・桃花酒(白酒)
*端午の節句=5月5日(5月の端午の菖蒲・ちまき)
*七夕」の節句=7月7日(7月の七夕の竹・瓜・さくげ)
*重陽の節句=9月9日(9月の重陽の菊・菊酒)
これで一年の、その季節に応じた邪気を払うという
魔除けの信仰から来ていると云われているとのことです。
これをちょっと見てわかるのは、「五節句」というには
3月、5月、7月、9月と奇数の月と、その同じ奇数の重なる日が
選ばれててる。これは中国の考え方の影響で、すべて奇数が重なる月日になってる。(数字の陰陽と云うわれるのは陰が偶数の数字、陽が奇数の数字)。
浪漫的で優雅な日本の1300?年の歴史文化、大事にして行きたい・・・
思う。


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