サニーディ・サリデイズ
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2006年03月02日(木) 遥か3プレイ中

突然ですが、ブリの吉良イヅルと遥か3の有川譲はとても似ていると思う。
これ、遥か3を1月末に購入後ずっと思っていました。で、とりあえず八葉の各EDは見たので大団円を目指す前に一通り好きなとこだけ感想を。ブリーチ関連の話題は前半にしかありません。かつ、当然ですがネタバレの嵐ですので、ご注意を。


さて、譲とイヅルですが…もう何度名前を呼び(読み)間違えたか。
主に遥か3プレイ中に譲をイヅルと読んでしまっているんですけど、だってこの子達ほんと似ているよ。何が似てるって不憫さが似てる。
ずっと思い続けて側にいた女の子への想いで精神的にかなりきついとこまで追い詰められていて、かつ報われないところが。

もうね、イヅルはかねてから不憫だと思ってましたけど譲も中々のもんですよ。最初に譲EDを見た後は、他の八葉のシナリオを進めていると途中で譲が登場するたびに申し訳ない気分になってしまう。しかも現代に戻らないEDだと尚更。絶対あの子泣くよ。いつも先輩には弱いけど、ここぞとばかりに強気で一緒に帰ろうって説得するに違いない。だって会えなくなるんだもん。ずっと思い続けていて、なぜか異世界の戦いに巻き込まれた挙句大好きな先輩はこっちの世界で幸せになりすます〜って可哀相過ぎるよ。(と言いながら他八葉のEDも全て見ましたが)

イヅルも自分が死ぬ夢を見るタイプだと思います。それが予知夢かどうかは別として、そういう夢を見た事を誰かに愚痴っちゃうこともできないでストレス溜めたりするの。で、雛森ちゃんに「吉良くん、顔色悪いよ?」なんて心配されても本当のことは言えないんだけど、その言葉が嬉しかったりして、自分がとうなっても彼女を守るんだ、とか決意を固めつつ、自分が死んだ後にいつか雛森ちゃんが他の誰か(つか藍染)のものになったら…?とか考えると泣きたくなるイヅル。―――容易に想像つくような気がするのは私だけでしょうか。
でも、自分の恋心の敵であり、かつ反逆者と分かっていても雛森ちゃんのためなら藍染さんに従うイヅル。あぁ不憫。好きです。

主人公の言動も譲シナリオが一番好きだなあ。譲が自分の中の葛藤とか嫉妬心とかに苦しんでいて、主人公からの告白も受け入れられず「俺がどんな事を考えているか、先輩は知らないでしょう」(台詞うろ覚え)って言っても「知ってるよ。でも、そんな事で嫌いになんてならないよ」って言うのが好きで好きで。一度譲が葛藤に苦しんでいた姿とか、想いが通じ合わないまま死んでしまったのを見ているだけに号泣でした。


遥か3では譲の他にリズ先生と弁慶が好き。
遥かシリーズではいつも天白虎・地玄武が好きなのですが、今回の朱雀二人はやばかったよ…!何だあの変わりよう。地朱雀が純真じゃなくなっている…!!「君はいけない人ですね」に爆笑のち悶絶。ミルフィーユ・ドリームとか歌ってた面影の欠片も無ぇよ。
弁慶キャラソンの『満月の雫は媚薬』も悶絶。(着うたでしか聴けてないけど)
プレイ前はどういうタイトルだよそれ、と思っていたし、弁慶ED前は歌詞の「君は可愛い人ですね」「君はいけない人ですね」にやっぱり爆笑のち悶絶してたけど、ED後は悶絶だけが残るネオロママジック。うおぉ…!

あと、弁慶の「九郎」って呼びかけるのもやばい。ときめく。CP萌えまでいかないけど、絶対弁慶さんは九郎が自分に(なんだかんだで最終的には)従う…というか、言い包められてしまうのを知っている呼び方だと思う。常にどっか自信有り気。笑

自分で無理矢理さらってきておいて、主人公が脱走すると心配して探し回って、無事な姿をみつけると心底ホッとしてるあたりほんと可愛い。あと、EDで主人公が元の世界に帰らないように画策してしまっている、と自分から告白するあたりほんとズルい。ときめく。あの衣裳もズルい。髪型の全貌が分からないけどなんかときめく。色々と今回の地朱雀はズルいと思います。

あと、リズ先生。この人は切ない。途中までは普通にときめいていた(笑)のに、主人公への譲もびっくりの長期想いが発覚したり(ほとんど刷り込みだよアレ)、主人公の死を数え切れないほど看取ってきてその度にあんなにも嘆いていたって分かったらもう…!!!地玄武は毎回、普段無表情なのに突然幼さとか無防備さを出すのがほんとヤバいですが、今回は特にやばかった。やけに今回の地玄武は年齢設定高いなと思っていたらそういう事だったのか!と。泰明さんが突然失踪したり泣き出した時以来のときめきだった。笑

九郎に剣を教えたのも主人公のためだった、っていうのはあれだけ先生を慕っている九郎がちょっと可哀相な気もしますが、先生シナリオはなかなかスケール大きくて楽しかったです。譲とは逆で、他の八葉とのEDを迎えても、きっとリズ先生は主人公が死なずに幸せになってくれて切ないかもしけないけどホッとしているんだろうなあ、と(都合よく)考えると心温まるものが。きっとその主人公の幸せのためにリズ先生が裏で色々と頑張ってくれていたんでしょう。いい話だ。んでいい人だ。

しかし、リアルに考えるとリズ先生のこれまで(主人公の死をひたすら阻もうとしても阻めず同じ運命を繰り返している)を考えると非常に辛いと同時に、ほんとに先生が言っていた通りどの先生がどの先生なのか分からなくなってくる。お互い運命を上書きしし続けていると大変だ。


そういや、今回の遥か3は泣かせるネオロマっていう新境地を開拓したように思います。
あ、でもアンジェ天レクのアリオスEDとか、他のキャラとのEDが元祖泣ける&切ないネオロマか?でも遥か3はメイン全員がそれぞれに悲恋要素有で、しかもキャラが死んでいくのもネオロマにしては斬新。
そんな中、私が泣いたのは白虎と玄武の4人でした。他も大体涙目になってたけど(笑)、景時さんは主人公を撃った後の「この人は、俺の大切な人だったんです…」で、敦盛さんは兄上関連で泣きました。

景時さんの場合、正規EDよりアナザーEDの方がツボでした。もう嫌なんだよ、頼むから一緒に逃げてくれ、って情けない位に主人公にすがるように頼むのがもう可哀相でツボで。
一人で脱走させて、後に結局捕まって処罰(処刑…?)されてしまうっつーネオロマと思えない救いの無さとか、二人で逃げて明日の見えない日々を送る切なさとか、どっちも好きです。勿論ちゃんと後から運命上書きしたけど。笑


敦盛さんシナリオはとにかく兄上が好きです。知盛も好きだけど兄上ともEDが欲しかった…
敵同士になってから離れた陣から弦楽を合わせるのとか、消え際の兄上の気持ちとか、その後の敦盛さんが小さい頃の平家の皆を回想するのとか。その頃は清盛も惟盛も言葉に愛情があって今とのギャップが切なくて、んで兄上の言葉は今の状況に当てはまりすぎて。「鈴が壊れた位で泣いていたら、お前はもっと大切なものが壊れた時にどうするんだい」(うろ覚え)って、もう泣けと言わんばかり。兄上ーー!(保志声で)

(話が飛びますが、プレイしててもし☆矢がキャスト総入れ替えでリメイクするなら瞬は保志さんがいいと思いました。「やっぱり来てくれたんだね、兄さん!」)



さて、次は白龍と朔EDを見て大団円を目指します。あと三周…運命上書きシステムが無いと絶対きついけど、まあ頑張れそう。でもなんだか色んな人の「十六夜記」のレポを見てると早いうちからミックスジョイしてた方が手間が省けるのかな?既読スキップのデータは引き継がれないみたいだし…幻水シリーズみたいに前作のベストEDデータを引き継がないといけないのか、ベスト目指し中でもいいのか…わからん。
でもとりあえず、「十六夜記」も「運命の迷宮」も購入決定です。暇を見て頑張ろう。そして譲とリズ先生を幸せにするんだ!(今度の主人公は見た目は歴代一ガーリーなのに一番男前だと思うよ)


沙里 |MAIL

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