広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2007年05月28日(月)  
  おひさしぶりです。 

何か月ぶり?3か月ぶりとかか?

彼が同じ陸続きの街に来て、ややしばらくが経ちました。
最初はね、正直面食らったというか、なんと言うか。

もう何年も遠距離でね、それがあたりまえなんだと思っていて。

そりゃ傍にいる事の方が幸せだろうし、
離れていることが寂しいと何度も思ったし、
一緒になりたいと、強く強く思ってもいたけれど。

まだ、それが現実としてとらえる事が出来ていなくてね。

同居とか再婚とか、
そういうのはまだ先の話なんだと思っていたんだよ。

子供達が成長して(いや、もうずいぶんと成長しているんだけど)、
独立して、やっと自分自身の事を考えてもよくなった時に初めて、
具体的に彼との生活が見えてくるのかなって、
私自身は漠然とそう思っていたんだよね。

色々な思いを彼にさせていたんだろう。
居場所がないとか、たくさんのやり切れない思いを、
この数か月、させていたんだろう。

ごめんね。

今私達は一緒に住んではいないけれど、いつでも会える距離にいる。
仕事の休みが合えばドライブなんかも出来ちゃうし、
彼の家でまったりゴロゴロ過ごしたりもできる。

『結婚』はきっともう少し先の話。
でも距離が縮まったぶん、そこへの時間も縮まったのかなあなんてね。

遠距離恋愛ではなくなったけれど、私達は続く。
『歩き方』は、まだまだ続くのだ。

: 筆 : しおんとゆき  
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