広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2005年06月17日(金)  
  これで五分だから。 

勝ち負けでいうなら1勝1敗だもんねーだ。

馬券対決の決着は、この夏の札幌開催でつけてやる。
とても恋人同士の会話とは思えぬけれど、
こういう勝負はワタシ的には重要なのだ。

ほら、私ってばダートよりも芝向きだから。

どうにもここんとこ逢瀬の最終日になると寂しくてたまらなくってね。
毎回のことだし、ひと月と開けずに逢える事もわかってるんだけど、
もうねえ、無性に寂しくて切なくて泣きそうになるんだな。

涙腺が弱まっているのは年のせいだろうか。

日頃のしんどさや我慢している事が、ぶわーっと溢れてしまうのかね。
何よりも私にとって泣ける場所が彼だけなので、
だからこそ、気持ちが堪えきれなくなってしまうのかもしれん。

あんま泣くのはよろしくないなあと思ってるんだよ、
ちゃんと笑顔で見送って、そして『またね』と明るく言いたい。

そう思ってるんだけど、ね。

来月の逢瀬は、もう少しきちんと笑えるといいなあ。
笑顔が好きだと言ってくれる彼のためにも、
明るく迎えて、明るく見送る事ができるようにね、笑顔で日々を過ごさなきゃ。

そういった意味でも馬券下手とは呼ばれたくないんだってばよ。

: 筆 : しおんとゆき  
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