広島と札幌の歩き方。 | 戻 : 進 : 目次 : 手紙 |
2003年03月30日(日) |
歴史は繰り返す。 |
たしかあれは去年の春の事。 『天皇賞はジャンポケとボーンキングの馬連一点じゃ!』 と自信満々の私に向かってしおんは言いました。 『ナリタトップロードが勝つに決まってるじゃん。 ジャンポケはともかく、 トップロードよりもボーンキングが着順上に来るってのはどーいう事よ? トップロードを本命にしないなんて何年競馬見てるん? 競馬の“け”の字もわからんのん?』 結果トップロードは3着で、 競馬の“け”の字もわからんのは私ではなかったわけなんだけど。 さてさて高松宮記念。 『ショウナンカンプは消し!勝つのはカフェボストニアンじゃ!』 と相変わらず根拠の無い予想をする私に向かってしおんは言いました。 『アンタね、ショウナンカンプはそうとうに強いよ? なんでその馬を買わんのん?なにゆえ切らねばならないの? あのレースでショウナンカンプ買わないヤツは競馬やめるべきだね。 カンプの単勝でじゅうぶんなんよ、競馬の“け”の字も知らんのん?』 ショウナンカンプが強いのはわかってるけどさ、 今回は他にもハナにたちたい馬がいるしさ、 そして何より単勝1.5倍の圧倒的1番人気で“あの方”が乗る馬なんて、 なんだかいかにもぶっとびそうな気がするし。 だからショウナンカンプは買わないの。買わないんだねーだ。 結果はといえば、ビリーヴが見事勝利をおさめ、 鞍上のアンカツはついに悲願の中央G1制覇。めでたいねえ。 圧倒的1番人気、 『そうとうに強い』 『買わないヤツは競馬をやめるべき』なショウナンカンプはといえば 馬券にも絡めず掲示板すら外してしまうという7着。 カフェボストニアンは12着だったけどさ。まあ人気なかったし。幹夫さんだし。 ねえねえ、競馬の“け”の字って知ってる? 知らないんだったら手取り足取り教えてあげちゃうわよん。 うくくくく。くすくすくす。きしししし。 |