広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2003年03月10日(月)  
  若さだねえ。 

昨年末にやってきたウチのバイト君。
細かいトコロにもちゃんと気を配る、働き者の良いコです。

そんな彼は今揺れ動いているんだそうだ。

年下の彼女はまだ高校生。
彼はと言えば専門学校に通い、バイトが終わるのはいつも23時を過ぎる頃。
生活時間のズレとか、そういう事からどうにもギクシャクし始め、
そんな中で他に好きなコが出来てしまったんだそうだ。

彼女にその旨はっきりと伝えたら、
それでもいいから付き合っていきたいと言われたらしい。

自分に対して気持ちの無い人と付き合っても虚しいよねえ?と思う。
『私』だけを好きでいてくれる人じゃないと嫌だよねえ?
他に好きな人がいるのわかってて、それでも付き合っていきたいって、
それってどういう気持ちなんだろう。

それほど愛しているんだよ、って言われてしまえばそれまでなんだけどさ。

異性への愛情が100あるのなら、100全部欲しい。
全部まるまる自分にだけそそがれていなくちゃ嫌だ。

幸いな事に、しおんは全部を私にそそいでくれている。
私がくだらないヤキモチを妬いてはぶーたれるせいもあるんだろうけど、
本当にわき目もふらず、全てを私にぶつけてくれている。

私は本当に幸せ者だなあ。

そんなしおんが明日やってくる。
だから私はカツカレーを用意しておくのだ。

もちろんじゃがいもは小さめにね。


先日バイト君が、
その彼女と一緒に売場に顔を出したんだけど。

『姐さんの事“どうやっても20代にしか見えない”って言ってましたよ。』

あたりまえでしょ、20代なんだからさ。

: 筆 : しおんとゆき  
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