せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年01月25日(水) 富士見丘小学校演劇授業

 富士見丘小学校の授業。今日から、3つのチームに別れて行う。
 全体の枠組みとしての「放課後の卒業式」。その中に入る「演劇授業の発表」、。そして劇中劇のようなスタイルになる「未来の友情」。
 僕の担当は、「未来の友情」。先週のオーディションで決まった配役のみんなでの練習は今日が初めて。作者のオオタくんがいてくれるのが心強い。
 全体でウォームアップをしたあと、3つの部屋に別れる。山本健翔さん担当の「演劇授業チーム」は、体育館だ。寒いのにだいじょぶかしらと心配。
 まずは自己紹介から始める。名前と役名を輪になって順に言っていく。
 続いて、相手の名前を呼びながら指さしていくゲーム。それから、数を数えながら、指をさしていくゲーム。いつも僕がやってる稽古初日とあまり変わらない始まり方。
 20分休みのあとも引き続いてゲーム。それから、僕が巻いていたマフラーを丸めて、ボールのようにして、投げ合いながら、数を数えるゲーム。
 今日のポイントは、誰に対してしゃべってるのかなということ。相手にとどく言葉を出そうとがんばった。
 最後に、台本を読む。今日は誰も見ている人はいなくて、全員が出演者。いつもとは違う緊張感で、いい場面ができあがった。
 最後に、宿題を出して終わる。それぞれのセリフを誰に向かって言ってるのか考えてきてほしいと。
 3チームが集まって、それぞれがやってきたことを伝えあった。同じ時間、全然違うことをしながら、こうやって集まるのは、とてもおもしろい。子供たち以上に、僕らも他のチームが何をやっているのかとっても気になる。
 子ども達は、とてもいい顔をして戻ってきた(体育館から帰ってきた子たちは「寒い〜。手が冷たい〜、ほら!!」と言いながら)。
 このスタイルで2月24日の本番まで、稽古を重ねていく。去年とは全然違う、芝居の作り方。どうなるか、まだまだわからないことがいっぱいだけど、子供たちと一緒に作り上げている実感はものすごくある。きっといいものができあがるだろうという確信も。 


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