日記
vaio

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 最近

最近、死というものについて
考えてしまう。

死の瞬間そのものは
否応なく受け入れざるを得ない。
おそらくその瞬間を認識して
受け入れる人は少ないだろうし
いつだって明日を信じているのだから。

最近、祖父母が痴ほう症を患っている。
部屋が空き次第、施設へ入所するそうだ。
誰もいなくなる祖父母の家を想像すると
悲しく、恐ろしい。

介護保険と医療保険は同時に適用できないらしい。
支払いは同時に行っているのに?
同時に適用できない保険の支払いを同時に行う?
おかしな制度だ。

施設に入ると、介護保険に切り替わり
医療保険が適用されず、
今、処方されている薬が全額自己負担になるそうだ。
薬を飲まなければ痴呆が進む。
施設に入らなければ家族負担が増す。
家族の負担を軽減するための介護保険ではないのか?
施設に入れて、痴呆を進ませることが
家族の負担を軽減することなのか?

2013年02月04日(月)
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