週末は関西へ 本当は法要で関西に向かったのだが諸事情があり 心がこれ以上壊れたくなかったし誰とも争いたくなかったのでそちらはキャンセルした。 俳句にゆかりのある建物を見学に行ったら、受付で
句会参加の方ですか?
いいえ、違います。私はその俳句団体に所属してないので
句会はどなたでも参加できますよ。
それでは参加したいです。
って投句締切まで10分しかない。 しかも手持ちの新作が全くない。新幹線の中でなんとなく作ったものがちらほらあるだけ。
外観がこじんまりした建物からは想像ができなかったが部屋に入るとたくさんの人がいた。 70人以上のとても大きな句会だった。
あのお話が上手な方はどなたですか?と尋ねると なんと主催の先生だった。 私の隣は句歴50年と30年の方。 俳句も人生も大先輩の方々ばかり。 こんな尊い句会に飛び入りでしかも部外者が参加するなんて、 私ってば。と自分でもビビった。 しかもスランプで全く詠めてない状態なのに 兼題があるのも理解してなくて、去年作った句とちゃんと推敲をしてない句を投句した。 結社の句会でも70人以上は多いと思ったが、それでも選句用紙はコピーをせずに清記用紙に各々記入するという普通の句会スタイル。 清記表が次々と回ってきて目を通す。 どこかで見た事のある類想句や同じような句があるけど、自分でもこれは好きだなと思う句を手帳に書き留める。 え?これが特選句?と思うところもあったけど 詠みたいものを自由に詠む。俳句ってこれでいいのかも。 私の句は全くの無点だったけど、落ち込まなかった。 これは!というすごい学びがあった訳ではないけど、 なんか俳句に対するこわばりというかこだわりというか力がすーっと抜けた。 帰り際に またお会いしましょうね。と声をかけていただいた。
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