twilight shackles
枷夜(かや)



 ドーナツ・1/6

主様とお仕事帰りに逢うことになった
今日は...枷夜は講師らしい...
主様が判らないことがあって
それは、枷夜には判ることらしくて
それを教えるので、私が講師
教える側に立つことは...変な気分

先に着いて、昨日と同じ場所で待つ
主様にメールで場所を指定され
先に向って座席を探していたら
主様は私の後ろで先に選んでいた
私も座る場所を決めたあとコーヒーを注文

座って、判らないことを聞く...けれど。
どうやら私は必要なかったみたいでした。
私なんか居なくても...判ることでした。
実際...見せてもらっても判らないものが
多かった...のは、事実ですが(失笑)

コーヒー飲んでて、主様が6個入りの
ドーナツのひとつを私に差し出した
私は、食べられないから首を横に。
「何なら、食べられる...?」
主様は、枷夜が何も食べないのを心配された
何とか説得されて...1/6のそのドーナツを
食べることが出来ました
でも、少し気分は悪かった...(汗)

ヤバい...
晩に何かを口に出来ない自分が居る

主様に教えることが無さそうなので
作業をすることにしました
主様の前で作業をしていくと
「好きだから、出来るのだな...」
主様が、そう仰った
「暇じゃなくても出来ますから
 彼女さん、やればいいのに...」
私はその言葉に反論した

...私じゃなくても、出来る
たぶん...
奴隷であることも、私じゃなくても...

嫌なことばかり、考えてる

お店を出て、主様の必要な
買い物に付いて行くことにする
お店の中で主様は私を引き寄せ
頭を撫でてくださった

買うものを買って、その店を出る
もうすぐ改札、という場所で主様が
頭を撫でて、耳元で「私の...」と囁く
息がかかって反応する
少し話をして主様と改札前まで行く
別れる時に咳き込み私を気遣って下さり
小さな声で、「ありがとう」と言って
主様は...改札を抜けられた

歩いて、私も帰路に着く
少し、トイレに駆け込み...
気持ち悪さがどうにかならないか...
少し落ち着いてから、再度帰路に着く
なんとか帰れる

家に帰って、プリンを食べることができた
ヨーグルトとかプリンとか食べれそう...

そして、パソコンの前に座って
日記を綴る...私



















どうなんでしょう...?今の私


2003年05月20日(火)
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