twilight shackles
枷夜(かや)



 形式だけ。

主様は、今日は彼女さんとドライブデート...
金曜の夜から車で高速を走られて2泊3日らしく。
当然、その間連絡ないし...連絡しても無視される。
かろうじて、お手伝いについては一言レスが来る。

さて。
先週の逢瀬の夜、彼女さんと電話中にお話されてた。
「お弁当作って。それ持ってってドライブしよう」って。
私はねぇ...お料理とかそういうのダメです。
ホントに苦手。やらず嫌いなところもあるケド。
そして主様に「作ろう」とも思わない(をい)
「作って」と言われても全面否定してやる。
いつか、思うようになるのかしら...遠い先だな。

ということで、彼女さんとデート中。
(決して、逢瀬ではないと友達に言われた)
先週の時点では、雨の予報のこの日。
...快晴でした。「チッ...」とか思いました。
大雨なら良かったのにな。
それだったら「いい気味だ」とか笑ってたのに。
...イヤな奴になってます。
こうなったらいけませんよ。皆さん。
ドライブ行きたいとずっとずっと言ってたので
ドライブに行くのが羨ましくて、嫉妬。
しかもこっちは仕事だよ...。更に嫉妬。

そして同時に自己嫌悪(失笑)
そんなことを思っている自分に自己嫌悪。

今日はお手伝いの件でメールをすることになった。
そうしたら返事が来て...でもいつもと違う気がした。
はじめは、隣に居る彼女さんを警戒してかと思った。
けど...違う。何かが、違う...。
こんな「文字だけ」の文章...何、これ...。

あとで聞いたのだけど...やっぱり、と思った。
運転中だった主様の隣で彼女さんが打ったのだ。

彼女さんは私がお手伝いをしていることを知ってるし
それは、なんとか主様が「認めさせた」から...
主様のそばに私が堂々と居られる場所でもある。

...主様が、そう打ってくれと伝えた文章でも
主様の心の入っていない文章は、ただの文字列だし
...形式だけの「ありがとう」なんて必要ない。
私は形式だけならいらない、と言ってメールを切った。

堂々としていられるのに、辛い時間でもある。

彼女さんと居る間の主様も
考えていなさい、愛しなさい...
彼女さんを愛している時間も、主様を思い...
身体の内側を熱くして...濡らしなさい...

ある意味、拷問かもしれない...そう、思う。
これも、調教なのだろうか...そう考える。
笑っていなくてはいけないのだろうか...。
切り離したいと...願うことは...罪なの?
それは、主様自身を切り離したいと思うことと
同じ事だと思われるのでしょうか。

結論は...。
枷夜が考えすぎなだけかもしれない。
でも、主様のおそばに奴隷として居られない...
そんな時だからこそ色んな事を考えずには居られない。

色々、考えちゃうよね。
そういうお話をお友達とした週末でした。

2003年05月17日(土)
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