今迄。そしてこれから。



 学校で。



嗚呼なんか今日は朝っぱらからテンション低かったです。
訳もわからず低かったんでもう何が何やら(はは)

取りあえず人と関わりたくなかったんです、朝。
イライラしてて、生理でもないくせに朝御飯食べたくせに
霧消にむかついて一時間目の国語の授業中も
俳句をみんなで音読する時があって例の如くやはり
皆ぼそぼそと小さな声で音読してるとき
最後尾の列から空友達が大きな声で音読してるのが聞こえて

それが嫌で嫌で、不快でイラついて。
本当に椅子から立ち上がって教科書投げてそのまま
教室飛び出そうかと思いました。
彼女がやったことは別に悪い事でもなくむしろ「良い行い」なのでしょうけれど
私には虫酸が走る程嫌な事で、苦しくてムカつきました。
そんなことを思ってる醜女な自分があまりに汚くて汚くて。

ずぅっと顔しかめてました。


ただ俳句は奥が深く興味深いと思いました。
中々楽しいじゃないか。



*



今日、太宰治の「斜陽」完読。
ちょこちょこ読んでて結構面白く読み進めてたら
終わってしまいました。
直治が悲しくて、痛くて。
彼の最後の「貴族」という言葉に胸をうたれました。
主人公が最初から最後にかけてどんどん平凡に、といったら過言かもしれませんが
普通に、あるいは一般人になっていくのが目に見えてわかり
親近感と同時に寂しさを感じて、「お母様」の精神が苦しく
太宰の文才に感歎しました。
そして、暗いなぁと(苦笑)
直治の遺書と上原さん宛ての手紙、心に染みて痛かったです。

中々面白かったので興味のある方は是非どうぞ。




:

自己をアピィルするにはどうしたらよい?
自己を曝け出し
才能をひけらかす。

これは私の最も嫌悪するところ。

アレは嫌だ。
醜い。

気持ちはわからなくもない、
そりゃ、人間何か他人より優れているものがあったら
ソレを皆に知って欲しいと願うもの。
自分はこんな事ができる、あなた達には無いものを持っている。

それを主張したがる。
それを自己アピィルとしてよいのか。

そんな事をしてしまえば、世の中エゴだらけで
私は1日だって、1秒だってそんな世界では
生きていけないだろう

人間の欲というのは
私が最も見たくないと願うところ。

天狗よろしく鼻を高くしている人を見ていると
悲しくて、人間とはこんなものかと思える。

ただそれは決して自分が、自身が他人より優れているということを
主張したいのではない。
そうなると矛盾しているし私はまた前に話をずらさなければならない。

人とはやはり汚いのだ。
どんなに白粉を叩きまくっても
それが砕ければ、どろどろと渦巻く底知れない欲が目を覚ます。
醜くて、醜くて、悲しい。
アレはあんなにも悲しい。

私の好きな人、大事な人の、そんな欲を見つけてしまうと
-案外ああいうものは目についてしまうものだ-
とてつもなく落胆し、憂鬱になる。

全てが鎮まり私は奈落の谷に突き落とされる。












まぁ、私がこういう風にでしか他人を見れないのは
理由があり、原因はわかっているのだけれど。
今更どうしようもなく、解決など出来ないので
治しようがないのです。





            全ては虚像の中に。








真実など、くそくらえ。



:

2002年04月22日(月)
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