*** Diary ***




 >> 台風14号

2005年09月09日(金) << 
ものすっごい台風でした。
6日の午後9時を過ぎたくらいから段々風が強くなり、このまま窓がぶっ壊れるのではないかとヒヤヒヤしました。微妙に部屋も揺れてました。
強風は南の方から吹いていたのですが、私の部屋は北側にあったため、眠る時はさほど音も大きくなくて、わりと安心して眠ることが出来ました。と言っても、夜中何度も目が覚めましたが。


7日の朝、起きてまず驚いたのは、錦帯橋の橋杭(と言うんですね。ニュースでは橋脚と言ってましたけど)が2基が流されてしまったことです。
町側の第1橋と山側の第5橋は、それぞれ下に5基の橋杭がありそれでアーチを支えているようです。その町側の第1橋の橋杭2基が流されたようです。
ニュースで何度も橋杭が流れるシーンが流れたのですが、それを見るたび悲しくなりました。映像には錦帯橋を心配して見に来てい人の「あーあ」と言う声が入っているのですが、本当にそんな声が見るたびに出ました。
私も市民として、錦帯橋が大好きです。自慢なんです。それがこんなことになってしまったのは、本当に心が痛いです。折角、去年掛け替えが終わったというのに。はやく錦帯橋が元の姿に戻れるように祈っています。


山陽自動車道の盛り土が崩落し、3人の方が亡くなりました。
廿木は同じ市ですが、山の方にあるため行ったことはないのですが、この市でこんなことがあるとは正直驚きでした。
錦帯橋と同じくニュースで見てビックリ。こういうニュースって何処か遠くのもの、という印象があるのですが、それがこれほど身近にあるとは。まさか高速が落ちるなんて思わないですよ。私も昔、山陽道通ったことありますし。
山陽道の復旧のめどは立っていないそうです。そうでしょうね、ホント凄いですから。ざっくり道路えぐれているし。きっとあのあたりに住まわれている方は、まだまだ不安でしょうね。


市内だけでなく、さらに奥の方の町も大変だったようです。
家の兄貴が錦町の方で仕事をしているので、家から車で行くと錦川が氾濫して孤立した美川の南桑を通るのですが、とても悲惨だったようです。道はドロドロ、家はグシャグシャで、水没してダメになった家具なんかを、道路に積んでいたそうです。小さい商店なんかは、潰れていたそうで、「本当に気の毒なほど、悲惨じゃったよ」と仕事から帰ってきてから、私たちに言っていました。私や母はテレビでしか知らないけど、兄はそこを通って悲惨さを実感したようです。


我が家はまったく被害はなかったのですが、同じ市内でも、冠水したり停電したり、なかには非難された世帯もあったようです。また、うちの市だけでなく、全国で冠水したり土砂崩れがおこったりして、大変な状況だと思います。
1日も早く、これらの方々の生活が、安定したものになればよいと、祈っています。




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