*** Diary ***




 >> ナオミズム

2004年03月02日(火) << 
昼休みは暇なので、大体本を読んでいるのですが、やっとこさ後巷説百物語を読み終えたので(本を読むのがすっげー遅いのです)さて、次は何を読もうかなぁ・・・と考えた時、読む本がなかったんです。いや、読んでない本は腐るほどあるんですが、読みたいなぁって思う本が家になくて。しょうがなくて、手に取ったのが。


「痴人の愛」


谷崎潤一郎の作品です。
何でこれにしたかというと、たまたまです。何となくです。
これを昼休みに読んだんですが、駄目でした。途中と言うよりも、1/4も行かないあたりで止めました。だって、すっげーむかついてきたもんで。ナオミもむかつくが、譲治もむかつく。何がナオミズムだ!と思ってしまいました。これなら、学生時代に授業でやった「或る女」の葉子の方がマシです。まぁ、比べるものじゃないのは分かっているのですが。つくづく文学史とは無縁の人間です。て言うか、日文だったくせに・・・




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