2001年11月17日(土) |
1つの木の椅子が持つ美しさ |
しばらくまえに通販で買ったアボガドオイルとマカダミアナッツオイルがようやっと届いていました。
今日、ようやっと蓋を開けて、綿棒で油を吸い取って、肌に塗ってみました。
アボガドオイルのほうは、重いつけごこち。それにくらべるとマカダミアナッツオイルは軽く伸びて、そしてすぐに肌の奥へと浸透していきました。アボガドオイルのほうは、リッチな感覚。それでも肌の奥までは届かなくて、表面を強力にしっとりさせる感じ。パンプキンシードオイルで作った石けんの洗い上がりに似ていて、きっと乾燥肌の人にはとてもよいのでしょう。
アボガドオイルがもうちょっと早く届いていたら、クリスマス手作り石けん交換会に出すための冬用しっとり石けんを作ったのにな。
わたしが作る石けんはオイルを10%前後多めに配合するので、どちらのオイルを使っても、もともとのオイルの性質が生きた石けんになるでしょう。とっても楽しみです。
* * *
茂吉さんのつれづれ日記の 15日と 16日 で北海道のカントリースタイルマガジンなるものが紹介されています。
なまえは「East Side」
雑誌のサイトへのリンクがはられていたので、早速見てみたら...
まあ〜、わたしはいままでなんて空気の汚い場所に住んでいたんでしょう
と思いました。澄んでいて、身体が引き締まるようなちょっと恐いくらい透明な空気。
そして文具フェティッシュで、しかも母の家具フェティッシュの血まで受け継いだわたしはさっそく、茂吉さんが紹介している木工作家の勝水喜一さんの記事へ。
美しいんだこれが、また
素材となった樹とそのまわりにあった生命たちとの関わりあいの豊かさ、椅子に仕立て上げた人のこころの豊かさがあふれて流れてくるような美しさ。
写真に見惚れながら、この椅子がうちに来たら、どんなにか素敵だろうと想像して、そしてとたんにふっと苦笑してしまいました。
わたしはこの椅子が似合うくらい、こころの豊かな人間だろうか
わたしの生活はこの椅子が似合うくらいのやさしさをもったものだろうか
いまのこの部屋は。。。
ずいぶん久しぶりに、美しい人になりたいと思いました。将来、この椅子が似合う人になれるように。うちに来た樹が椅子になったことを喜ぶような豊かな部屋を用意してあげられるように。
まずはいま、わたしの家にいる家具たちに感謝しなくては、だなぁ。
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