2004年03月12日(金) |
悲観的ではあるが否定的ではない |
3月10日全女後楽園大会をSAMURAIテレビで見た。 ガラガラの会場風景は今や女子プロレスでは珍しいことではないのね。 でも、試合見てて、びっくりしたり感心したりしたのは 選手たちがとても元気なこと。
全女って数年前に会社が倒産しているし、 事務所や道場、合宿所なども近日中に移転する(した?)そうだし、 台所事情は苦しいはず。 選手の離脱も多いし・・・というような背景があって 私が色眼鏡で見すぎていたのかもしれないけど 本当に威勢がいい。 それに新人選手がどんどん育っている。
威勢や元気がいい、というのは そのままプロレス技術が上手いということじゃなくて グダグダした印象もあったけど でも、プロレスの一番の基本は「元気一杯」ということだと思う。 とにかく選手が元気であれば客にもその意気は届くよね。
私は、女子プロレスはもう終わりだなあと思っていたけれど 全女の試合を見ていて、まだまだ捨てたもんじゃないと思った。
そして今日生ゴン情報で知ったのだが 3月14日にNEOが川崎市体育館で興行を開催するとのこと。 そのカードを見てまたまたびっくり。 ガイアを除く女子団体から選手を集めて8試合。 これは快挙ですねえ!! (LLからもイーグルさんが参加) 8試合提供ということ、各団体が参加すること、 よくこういう大会をまとめることができましたね!
それに井上京子などベテランが前座から中盤を固めて メインには田村欣子vs中西百重のタイトルマッチにしたことも とても大事なことだと思う。 次の時代へ歩き出そうというプロデューサーの意志が感じられる。 誰のプロデュースか知らないけど・・・ (NEOの甲田社長でしょうか?)
ぜひともこの大会が成功するといいと思う。 私ももっと早くに知っていたら スケジュール都合して駆けつけたんだけど。
私は最近女子プロレスに対して思いっきり悲観的になっていたんだけど 全女の選手の元気のよさやNEO大会のことを知って まだまだ捨てたもんじゃないなあと思った。 正直なところ、女子プロレスが盛り返すのは至難の業とは思うけど
あと蛇足ですが・・・ 全女の選手のマイクの下手さ(LLの選手も同じなんだけど) これは直した方がいいんじゃないかな。 昔からの伝統的なマイクの仕方というのか、 プロレスラーはこういうしゃべりをしなきゃいけないんだ、 (や○ざ風な言葉づかい?語尾に「ああん?」と付けるとか) という思い込みがあるんじゃないかな? こういうマイクは、若い女の子たちにはアピールしないと思う。 その点、秋野選手(Ms)やNEOの選手は上手いと思った。 とくにNEOのタニー・マウス選手。
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