にあ日記
酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)|酒(過去)|薔薇(未来)
今朝、目が覚めたのが何時も家を出る10分前ぐらいだった。 慌ててシャワー浴びて(3分で/爆)支度しながら、 いっつも持ちあるいている黒い小袋が 何処にも見あたらなくてあわてふためく。
…別に持っていなくちゃ困るモノでもないのに。
何時も肌身離さず持っているその袋の中には ある友人と最後に会ったときに彼女がしていた黒い指輪と シルバーのネックレスが入っている。 ヒロイズムでも憐れみでもなく、 不思議なことだけど、今ではいつのまにか、 それを持っていないと不安な自分がいる。
今まで生きていた中で、 何人か大切な人との別れを経験してきた。 その一つが、この彼女との別れだった。
実は、つい最近、やはりある知人との別れがあった。 彼女はとても強く、真っ直ぐで素敵な人だった。 何度か、数えられる程度しか会ったことはなく、 自分が彼女のことをうんぬん書くのはおこがましいと思う。 なので日記を書いては消して、書いては消してしたけれども、 ふっと気が緩んだ瞬間、どばーっと流れ込んでくる 「もういないんだ」という気持ちをちょっともてあましている。 もっと一杯遊んで、もっと話をしたかった。 お見舞いに行ったとき、下らない私の話に一杯笑ってくれたよね。
ずっと彼女に付き添っていた彼の日記に 「日曜日が長い」 というような記述があった。 それを見たら、会社なのに一杯なんかがココロに溢れた。 デモナイチャダメダヨ。 「あなたがなにげなく生きた今日は あの人が一生懸命生きたかった明日」
私も彼女のように強く、前向きに生きたい。
|