にあ日記
酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)|酒(過去)|薔薇(未来)
2005年10月25日(火) |
テーマ:恋が愛に変わる時 |
今日は友人のお嬢様からお題をいただきました。
よく、恋は求めるもの、愛は与えるものと申します。 恋に落ちた後、徐々に愛に変わっていくのが 通常のパターンですが、そこだけを言葉で抜き出せば
恋は状態 愛は行為
という、至ってシンプルな構図になるのでは。 でもそれだけで片付けられないのが人間の感情というもの。 「自分は相手に恋しているから、 向こうが自分を好きでいてくれるだけで幸せ」とか、 「自分のは愛だから与えていられれば幸せ」とか、 そんな風に満足できる人が一体どれだけいるのかと。
そして、愛というのは家族愛、友愛、ペット愛etc、 広い意味でも対応する単語でもある。 でも家族に恋はしないし(それじゃ近親相○だよ) ペットに恋もしない(それじゃ獣 以下略) つまり、 恋は妄想 愛は現実
それ故、 恋は自分の幸せを願い、 愛は相手の幸せを願う。
上記はかなり極端な表現ではありますが、 突き詰めていけば根底はそういうことなのかも。
ならば、「恋が愛に変わるとき」とは、 やはり感情だけで突っ走っていたトコロから 信頼が生まれてくる時なのではないかな。 信じることが出来るから、 受け取って貰えることを知っているから、 安心して「与える」コトが出来る。
そして、 恋とは、相手の全てを許せること。 愛とは、相手に厳しくなれること。
信頼関係があればこそ、間違いを正したり、 一緒に歩いていくための方向性を示せるわけで。 恋に信頼と安心が少しずつ乗っかって愛になる、 とワタクシは思います。 ま、コレを簡単に言えば 「恋という字は下心、愛という字は真心」 と身も蓋もないモノになりますが(笑)
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