にあ日記
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酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)酒(過去)薔薇(未来)


2004年05月24日(月) 拉致家族の帰国

北朝鮮の拉致家族のうち5名が帰国しましたね。
おめでとう…でいいのかな。
多分慣れない国でみんなに注目されながら生活していくのは
キツイとは思うけど、やはり家族で暮らせるというのはいいことだね。

ところで先日その件に関して友人が送ってきたメールに
「(略)にあも自分が注目していた木太町が
ここまで問題になるとは思っていなかったでしょう。
帰国者が増えてよかったね」
…木太町ってどこですか?
と言う揚げ足取りはおいておいても、
イヤ別にワテクシには拉致家族も居ないし良かったねと言われても…
というかワテクシが注目?というか北朝に関し懸念しているのは
現地に強制送還された北朝鮮本土の友人の行方なんですが。
拉致家族の問題はそれはそれだが、現地住民に関しての情報が
すっかりその陰に隠れているのは逆に困りものです。
そして支援食料の件はうちの仕事もちょっと関係あるんだが、
「日本の米はおいしいから国産米支援しろ」とほざいたとか。
アホか、16年産は不作なんぢゃ。って支援はするとしても
古米・古々米以上の古い米だろうが、それでも米では金かかりすぎるンぢゃ。
おいしいから、って食糧不足の国が何言うとんねん。
それっていわばホームレスが駅で寿司とっているようなものだ。
って目撃したことあるんだけどね。駅でも届けてくれるんだね…

せっかく久々の自治ネタなのでもう一つ、
イラクの米憲兵がイラク人を虐待していたことが問題になっていますが
満州の251部隊を彷彿とさせますな。ヤダヤダ。
こういう国を支援するために我々の税金が湯水のように使われているんですけど?
兵隊は、命令が下ればそれに従わざるを得ない。
厳密に言うと自衛官になるときの宣誓には「日本国憲法を遵守する」ということが
明記されているので、今回のイラク派遣のように、憲法に反する任務は拒否できる規定になっている。
でも実際は断れるわけもなかろう。
現在イラクでは航空自衛隊が米英の武器を携帯する兵士の輸送任務にあたっており、これは戦争当事国に対する純然たる後方支援活動ではないのか?
集団的自衛権を禁じている日本国憲法第9条に違反している訳で、
そんなことに大量に我々の血税が使われており
小泉政権は十分糾弾の的になりえるのである。
未だ世論調査によれば、小泉政権の支持率は50パーセントを超えているのはなんでだ?

日本人はもう少しその日報道されることに振り回され
その前に問題となったことを忘れてしまう、ということを改めるべきだ。
拉致被害者の家族の帰国を実現させたことと、
アメリカの虐待を黙認して金を与えていることと、
年金問題をうやむやにしていることは全く別問題なわけよ。





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