夏の日のボクラは淡い光の希望の中にずっと置き去りだった憂鬱を溶かして歩いていた細い枝が軋んだ今日はひどく風が強くて何も変わらないのに怖くなりだして下を向いた高い空はあんまり好きじゃない蝉の悲鳴も自分も好きじゃない「本当の気持じゃないなら どんな事ももう、しないで本当の気持じゃないならどんなことももう、しないでよ――」なんで泣いているんだろ?僕らはもっとおりこうだったのにね