近頃はペットブームだそうで。
まぁ数年前からミニチュアダックスフントをそこかしこで見かけるもんね。
その前はシベリアンハスキー｡
最近はチワワですか｡

…こういう話題は最近もう話し尽くされているだろうから、
あえて保健所には以前流行した犬種がたくさんいるとか、
マナーのない飼い主がどうこう、
ということをここで書こうとは思わない。
けど不思議でしょうがないのは、
なぜモノのように捨てられるのか？ということ。
だって相手はしばらくでも一緒に暮らしていた生き物なわけで、
当然懐いているだろうし、生きてる姿をまじかで見てるわけでしょ?
「捨てる人が許せない」以前の問題として、
なぜ平気でそういう行為ができるのかが不思議でしょうがない｡

たまたま保健所で捨てられた犬猫がどう処理されるかの動画を見た。
安楽死するものだと思われがちけど、
実は安楽死＝噛み付かれたら職員が危ない、ガスも人体によくない
ということで、空気を抜いて窒息死させているのだ。
麻酔もなく窒息、モチロン苦しい死に方なのだ。

以前うちの飼い犬だった蘭丸（老衰にて死亡）が、
脱走して（それはしょっちゅうだったが）
1度だけ保健所に捕獲されたことがある。
近所の人に「捕まったよ!」と聞いて迎えに行き、
保健所の中に入ると、捕獲された犬達がいっせいに寄ってきた。
「出して」とか「俺の飼い主?」という感じで…
あの光景は目に付いてしばらくはなれなかった。
（ちなみに蘭丸は他の犬が皆寄って来ているのに、
広い部屋の片隅で一匹だけうなだれていた。しかも円形脱毛症になってた/苦笑）
それに、首輪にネームプレートがつけられていても、
捕獲した犬はチェックしないそうだ。
（チェックしようとして噛まれて狂犬病などになると困るから）
蘭丸をクルマに乗せたとき、心からほっとしたのを覚えている。

なんで昨日まで一緒にいたコがいなくなって平気なのやら。
非難ではなく、本当に謎だぁ｡

にあ めるくれ！ HP「第8病棟」