にあ日記
酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)|酒(過去)|薔薇(未来)
神様はイジワルだ、と思う。
やっと抜け出しかけていたのに、またしても引きずり戻される。 例え離れてしまったとしても、やっぱり嫌われたくはない。 そう思ってしまう自分が、カッコ悪・・・。
情けない気持でどうしようもない気分で電話をかけたら、 「ごめん今機材搬入中だから、終わったら電話する」と。 すまん、忙しい時期なのはよくわかってたんだけど。 そうはいっていても、本当にかけてきてくれるとは思わなかった。 2時間後、携帯は鳴った。 「ごめんなさっきは。丁度バタバタしていてさ。どうした?」 優しい声が聞こえて、ちょっとだけ気持が緩む。
少し話して切る前に、 「早く時間ができるといいな、そうしたらかまってくれる?」 「おぅ、いいコにして待ってたらな」 「ほっときっ放しにすんなよ、かまってくれないと寂しいよ」 「何言ってるんだよヨッパライ(苦笑)」 なんだか(苦笑)が「しょうがないなぁ」と笑っているようで、 この人は本当にオトナなんだな、と思う。 心地よい低音の声が不安を一時だけ包んでくれる。
大らかで優しい、きちんとしたオトナのヒト。 いっそこのまんま甘えてしまおうか。 そうしたらホントに受け止めてくれるのかな?
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