* *

2007年03月09日(金) きわめて世俗的で虚構に満ちている


深夜帰ってきてパソコンつけたら「ムーン…」とかいったきり動かなくなったんで半泣きでした…。前にも同じことがおきてすっかり動かなくなり、修理にだすのにすごい手間がかかったのです。もうキーボード押しても電源ボタン押してもどーにもならんのでエイヤッとコンセント抜いてそのまま「あーもうこれは悪夢だ!私の妄想だ!」と思いながら寝まして、今起きたら父親がふつうに使ってた…あれ…妄想だったのかな…
まあでもとりあえず助かりました。だって友人から土曜の待ち合わせ場所を「じゃあ、アーク森ビルでね!」と言われて「わかった〜」と返したものの、内心「アーク森ビルってなんだよ…どこだよ…見当もつかねえよ…」という感じだったからです。見栄は張るもんじゃあないですね。でも調べられてよかった…

木曜にSさんと遊んだときに「ブックオフに通いつめていてヤバい…こんな生活は嫌だ」と嘆いていたにもかかわらず、昨日もブックオフにいってました。懲りないよ。8時頃会社が終わったけど帰るのもったいないし飲む気分でもないしデパートとかもう閉まってるよなーという状況になるとつい行ってしまうブックオフ。昨日は禁断の「残酷な神が支配する」を読み始めてしまったブックオフ。お、おもしれえよう。涙。最近の萩尾望都の絵があんまり好きでなかったのですがやっぱすげえよ萩尾望都。サイコサスペンスとか書いてあったけど、ここまで繊細で詩的な部分を併せ持つサイコサスペンスがこの世に他にあるのだろうか…。
でも7巻ぐらいまでしか読めなかったのでまた行きますブックオフ。

それで「あー萩尾望都リスペクトだぜ…☆」とひしひしと感動しながら新宿ツタヤにCDを返しにいったらめずらしくナ ン パされたよ。ものすごいめずらしい…。「仕事帰りですか、お時間あったらごはん食べに行きませんか」とかふつうのリーマンっぽいひとに言われて、何がなんだかわからず理解するのに3秒くらいかかった…。なんか一見すごいふつうっぽかったんだけど、ふつうのひとでそういうことをするひともいるのだろうか。ふしぎ。ていうか手のこんだキャッチセールスかもしれんしな。東京はこえぇ。
でもそのとき頭の中の8割が「残酷な神が支配する」だったので、ただぼんやりと「こーいう一見まともそうなひとにかぎって実は仮面つけて縛ったりとか鞭打ったりとかそーいう趣味があるのだろうな…」と思いました。


桐野| HomePage