2007年03月01日(木) |
気丈にふるまえどほころんで |
あっという間に3月です。春ですね。春ですよ。春大好き。3月1日から5月31日までが春ということなら、今日から私の誕生日まで3ヶ月のカウントダウンが始まったわけですよ、これは月末生まれならではの特典ですよ、という説をこの間友達に話したら「誕生日楽しみにしすぎだよ」といわれました。否定はできない。
そんな感じで朝からほわほわした気分でいたのですけど、いやね、なんていうかね、今日ですね、会社で泣いてしまいました…。ひくよね。ひく。バイト初体験の女子高生とかほやほやの新入社員ならまだしも、私が泣いちゃいかんよね。私はよっぽどのことがないかぎり人前では泣かないし、仕事だってセクハラオヤジにいびられたときもすこしも泣きもしなかったんですけど、今日はダム崩壊してしまいました。まあぼろぼろっときた程度ですけど、あんまり周囲のひとにバレてないといいなぁ。
気晴らしのために原因を鬱鬱と書かせていただきますと、同じチームの40歳くらいの女性になんだかさんざん言われましてね…もともと言い方がキツくていろんなひとにケンカ売りまくってるかただったのでちょっと苦手だったのですが、女はこえぇ。 今日私はその人の修正した文書をチェックしなきゃいけない立場になってしまって、けっこうミスがあったので指摘してたんですけど、すごい些細な部分で意見が割れまして、そしたらそのかたが急に「納得できない!」と怒り狂ってきたので、ビクビクしながら頑張って反論しておりました。そのときはまだどうにか話し合えてたんですけど、しばらくしてリーダーが様子見にきた途端、そのかたがリーダーに向かって「桐野さんったらこんな些細なことで感情的になっちゃってどっかおかしいわよねえ」「なに書いたって文句つけるのよこのひと」「そんなに文句があるんだったら自分で直せばいいじゃない!」などと延々と言いつけ始めるのですよ… それに対して「私だって自分で直したほうが早いよ!」などと売り言葉に買い言葉で言い返すのは簡単ですが、そこはじっとガマンの子です。ブリさんがこのあいだ「精神的貴族でいることを忘れるな!」って言ってたし、私の姉も「嫌な態度のひとにそのまま同じ態度で返したら自分がそのレベルに堕ちることになるんだからね!」と言っていたし、大学時代お世話になったおじいさんは「社会に出たら理不尽な目にあうかもしれませんが、そんな目にあったからといって傷つく必要はないんですよ」と言っていたし、せめて私は堕ちない…堕ちないんだぜ…!と耐えていたんですが、一通りなじられおわって、ふらふらと自分の席に戻ったときに、横の先輩からひとこと「がんばったねぇ」と言われてボロボロボロッときてしまった。ひとのやさしさがしみるのだよ…。いったんダムが崩れるとなかなかとまりそうになかったので、そのまま下の階の女子トイレまで行ってしばらくめそめそしてました。トイレで泣くってなんかかわいそうだな俺。
でも女の涙っていうのは本来こういうときに使うべきじゃないと思うのね。それこそセクハラおやじにいじめられたときとかにウワッと泣いて周囲の同情を一身に集めるくらいがいいと思うのよ。24歳がおばさんにちょっと責められたくらいでトイレでこっそりめそめそ泣いても何の得にもならないもんな。もっと強くしたたかにならんと…!
あー…また生活の慰みにガイドブックでも買おうかなー
|